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Bリーグ・アルバルク東京の会場がオレンジに染まった理由とは

Bリーグ・アルバルク東京の会場がオレンジに染まった理由とは

スポーツの力が人々の心に種を蒔く

安藤選手、福澤選手の思いに共感して、11月のホームゲームではオレンジの靴紐をつけてプレーした#13菊地祥平選手(右)と#75小酒部泰暉選手(左)

アルバルク東京では、オレンジリボンのキャンペーンの他にも、乳がん検診の啓蒙「ピンクリボン活動」や食料支援を必要とする人々への支援「フードドライブ」など、さまざまな取り組みをしてきた。これらは2021年にアルバルク東京が立ち上げた社会的責任プロジェクト「ALVARK Will」の一環で、「東京で、共に生きる人たちと幸せに暮らしていける環境をつくっていきたい」という思いから、「健康」「成長」「環境」の3つの分野に力を入れた取り組みをしている。

「食料やインフラを扱う企業は、人が生きていく上で絶対になくてはならない存在ですが、スポーツチームは必ずしもそうではないですよね。極端なことを言えばスポーツがなくても生きていけます。でも、だからこそ我々が社会的な課題に責任を持って取り組むことはとても重要ですし、それが企業価値を高めていくことにも繋がります。我々がこうした活動をすることでスポーツ好きな人に社会課題を知ってもらうきっかけになるし、社会課題に興味がある人には、スポーツチームがこんなことをやっているんだと、アルバルク東京やバスケットボールの魅力を知ってもらうきっかけになるので、とても大切な取り組みだと思っています」(齋藤さん)

オレンジリボンについて発信する#25福澤晃平選手のSNS投稿

オレンジリボン活動の中心選手である安藤周人選手、福澤晃平選手は、自身のSNSでオレンジリボンについての発信をしたり、宣材写真でオレンジ色のバッシュを履いたりと、活動期間以外でも積極的に普及をしてくれているそう。このようにアスリートやスポーツチームが旗振りをすることは、社会課題の認知においてとても有益なことだ。一方で、杉本さんはこれからの課題について考えているという。

「オレンジリボン活動についてファンの方々に『知ってもらう』という段階は毎年活動することである程度認知が拡大してきていると思うんです。ただ、その課題の本質的な解決のために何ができるのか、というのが次の課題なのではないかと考えています。今まで以上に選手・スタッフ、一人ひとりが、社会課題への理解度をあげて、次のステップに進めるといいなと思います」(杉本さん)

児童虐待の多くは家庭内で起きているため表面化しづらく、また原因も1つではなく多岐に亘るため、難しい社会課題だ。しかし、1人でも多くの人が問題意識を持ち連携することで救える命が必ずあるはず。アスリートやスポーツチームにはそうした問題意識の種を撒き、社会を変えていく力があるということを、今回の取材で改めて実感した。この記事を読んだ人の心にも1粒の種が蒔かれ、次のステップに繋がることを願ってやまない。

text by Kaori Hamanaka(Parasapo Lab)
写真提供:アルバルク東京

配信元: パラサポWEB

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