
【問題】
ビジネスシーンでもたまに登場するこの漢字。「~ではない」という形で使われることが多いのですが、読み方を知らないと恥をかくかもしれません。
★ ヒント
「協力するに○○○○ではない」のように、前向きな姿勢を表すときによく使います。4文字の読み方で、意味は「ためらう」「けちけちする」といったニュアンスです。
【解説】

「吝か」は「やぶさか」と読みます。もともとは「物惜しみをする」「けちである」という意味の形容動詞です。現代では「やぶさかではない」という否定形で使われることがほとんどで、「喜んで~する」「~する用意がある」という前向きな意味になります。しかし文化庁の調査では、約半数の人が「仕方なくする」という誤った意味で理解していることがわかっています。「吝」という漢字自体は「りん」とも読み、「吝嗇(りんしょく)」=けちという熟語でも使われます。語源は「やふさか」で、「やふ(藪)」に関連するとも、「乏しい」を意味する古語に由来するとも言われています。正しい意味と読みを知っていると、一目置かれる漢字のひとつです。
ビジネス文書や小説で出会ったとき、もう迷いませんね。次回もちょっと意外な読み方の漢字をお届けしますので、お楽しみに!



