猫にも花粉症がある。我が家の3匹のうち、1匹がクシャミを連発することでわかったのだが、もうひとつ、この猫だけのおかしな症状がある。時々、左目に目ヤニが出て、瞼が閉じかけるのだ。ざっくりだが、症状が出るのは半年おきくらいだろうか。
今年もクシャミが止まって、しばらく経ってからだった。目ヤニが出ていると思っていたら案の定、翌日は写真のような顔になっていた。
考えられる原因は2つ。まず他の猫とじゃれ合った際に目を打たれ、軽い打撲か、見てもわからないような小さな傷ができるため。あるいは、ウイルスのようなものにやられたか。このどちらかだろう。
目がショボショボしていたら、充血していないか、上目瞼、下目瞼を広げて赤くなっていないかを確認する。たいがい下目瞼の血管が赤くなっていることが多く、あとから確認すると、確実に淀んだ黄色いヤニがひと塊になって垂れてくる。
そんな状態が長引いた際には動物病院に連れて行って診てもらったが、やはりその場で原因はわからず。とりあえず点眼薬を処方してもらった。家に帰ってから抱っこして目を開かせ、目薬を1滴垂らす。これで1日か2日で正常な状態に戻ることがほとんどなので、深刻ではないのだが。
目薬は次に備えて冷蔵庫に保存しておき、症状が出たら対処するようにしている。もっとも、ケンカやジャレ合いで傷ついたりするパターンがこうであって、ウイルスなどが原因の場合は数日かかる。
猫ヘルペス・猫クラミジア・猫エイズとの関連も…
実は4年前に我が家にやってきた、いちばん下の猫はひどかった。保護猫の譲渡会でもらってきたのだが、いろんな団体が猫を連れてくる譲渡会では、ウイルスを持っている個体がいることが多いようだ。
やってきたばかりなのに目ヤニがひどく、瞼がガビガビで開かなくなった。すぐに動物病院で目薬を処方してもらい、エリザベスカラーをつけ、目をこすったりしないようにして見守った。
猫の目の病気は、人間と同じようだ。ウイルスやアレルギーなどで結膜炎になったりもする。猫ヘルペス、猫クラミジア、猫エイズといった病気との関連があるらしい。老猫には白内障もあるようだ。
軽症ならばそれほど気にすることはないが、それでも片目が開かない状態で、丹下佐膳みたいではかわいそうだ。やはりできるだけ病院で診てもらうことをオススメする。
(峯田淳/コラムニスト)

