MotoGPインドネシアGPの決勝レースでは、ドゥカティのマルク・マルケスが他車との接触により転倒。医師によると、マルケスの右肩にはヒビが入っているという。
マルケスは前戦日本GPで2025年シーズンのMotoGP王座を決めたばかり。今回のインドネシアGPは9番グリッドから迎えたが、オープニングラップでアプリリアのマルコ・ベッツェッキに追突される形となり、ハイスピードで転倒した。その際マルケスは、過去に何度も負傷した右腕を不自然な形で地面についていた。
その後マルケスはメディカルセンターへと向かったが、MotoGPのメディカルディレクター、アンヘル・シャルテ医師はDAZNに対し「マルケスは無事だが、軽い痛みはある。右肩に外傷を負っており、X線写真にはヒビが確認された」とコメント。ただマルケスがヨーロッパに戻ってから、より詳細な診断が行なわれると付け加えた。
「手術を受けたことのある腕であるため、混乱も生じている。手術が必要かどうかを判断するため、マドリードでCT検査を行なう予定だ」
マンダリカ・インターナショナル・サーキットを舞台に行なわれるインドネシアGPでは、これまで決勝レースで一度も完走できていないマルケス。彼は右腕を吊った状態でパドックに戻り、DAZNに対してこう語った。
「調子は良いとは言えない。でも、もっとひどいことになっていたかもしれないと思えばマシな方だ。鎖骨の靭帯が切れたみたいだけど、これは仮の診断だ。今夜マドリードへ飛び、詳しい検査を受けて現状を確認する」
「ベッツェッキが僕のリヤタイヤに当たった。こういうことはレースでは起こり得ることだ。今日は自分に起きたけど、明日は誰かに起きるかもしれない」
「彼はすぐに謝りに来てくれたし、あとは医師の判断に従って、言われた期間だけ回復に専念する」
このようにマルケスは鎖骨の靭帯の怪我だと発言しており、その後のドゥカティからの声明でも「右鎖骨のケガ」として説明されていた。このように混乱も生じているが、ただこれは様々な言語への翻訳の過程で生じた齟齬である可能性もある。
なお、ドゥカティのチームマネージャーであるダビデ・タルドッツィはレース中にシリーズプロモーターのドルナの取材に応じた際、肩の怪我と表現していた。
「右肩に骨折の兆候が認められるが、さらに詳しく調べるためにCTスキャンを行ない、手術が必要かどうかを判断する必要がある」

