フェラーリのシャルル・ルクレールは、自身が2度ポールポジションを獲得した経験があるF1シンガポールGPで予選7番手に終わり、マシンの挙動に手を焼いていると説明した。
ルクレールはFP1でこそ2番手だったものの、それ以降はトップ5に食い込めず。Q3ではユーズドのソフトタイヤを使ったチームメイトのルイス・ハミルトンに後塵を拝する形となった。
「FP1では良いスタートを切った」とルクレールはCanal+に説明した。
「その後、いくつか調整が必要になり、残念ながらFP2以降は苦戦している。特に僕自身はFP2とFP3で全く結果を出せなかった」
「ここ2週間、マシンの感触が全く掴めていない。しかも不思議なのは、普段は比較的自信のあるストリートサーキットでそれが起こっていることだ。何が問題なのかを理解し、改善していく必要がある。本来あるべきレベルに達しておらず、ポイントを失っているんだ」
仮にスタート位置のままでレースを終えた場合、コンストラクターズランキング2番手のメルセデスと、同3番手のフェラーリの差は4ポイントから27ポイントに拡大。同4番手のレッドブルとの差はわずか10ポイントになる。
それがルクレールの、ポイントを失っているというコメントの意図だ。
そしてルクレールはスカイスポーツF1に対し、「グリップを見つけるのに本当に苦労していた」と説明し、マシンの挙動にかなり手を焼いていると語った。
「僕のマシンはアンダーステアがかなりあるのに、それでもマシンは非常に敏感で予測不可能だ。アンダーステアがあるときは僕の強みが出せないことは分かっている」
「今週末はFP2から予選までずっとそうだったけど、クルマをさらに予測不可能にすることなく解決策を見つけることができていない。それは市街地のサーキットでは望ましくないことなので、非常に厳しい週末になっている」
今、直面している苦戦はサーキット特有のものかと問われると、ルクレールは考え込んだ。
「サーキット特有のものであればいいんだけど……今のところは説明がつかないんだ。過去2レースでマシンを大幅に変更したわけではないからね」
かつてルクレールは、今季優勝を狙える可能性の高いレースとして、アゼルバイジャンGPやシンガポールGP、そして11月のラスベガスGPを挙げていた。
しかし「今はそれほど希望を持っていない」とルクレールは認めた。
「僕たちはマクラーレンやレッドブル、実際のところメルセデスのレベルにはまったく近づけていない。もしかしたら、ごく最近、彼らが一歩先に進んだのかもしれない」

