アルピーヌF1のピエール・ガスリーは、将来的なWECハイパーカーのドライブについて、アルピーヌと話し合いをしていると認めた。
F1は短い休みを挟んで今週末はシンガポールGPが行なわれている。このF1が休みの間はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がニュルブルクリンクで行なわれたGT3マシンでの耐久レースに、自分のシムレースチームのドライバーと共に参戦し、いきなり勝利したことが大きな話題になった。
当然シンガポールGPではこの件について他のドライバー達はコメントを求められることになった。
かつてのチームメイトでもあるガスリーは「ハイライトを見た」と話しており、環境を整えてチャレンジしていることをリスペクトしていると語った。
「スポーツにとっても本当に素晴らしいことだと思う。最終的には、彼と将来こういったレースに参戦するのもいいかもね。本当に素晴らしいことだと思う」
「そもそも、僕はクルマが好きだし、レースが好きなんだから。シミュレーションの世界からドライバーを連れて来るというのも、とてもユニークだよね。マックスがこういったことをしているのは本当にリスペクトするよ」
ではアルピーヌと契約しているガスリーは、フェルスタッペンのようなことはできるのだろうか? その点についてメディアに尋ねられたガスリーはこう答えた。
「フェラーリ(のクルマ)でレースに出られるかどうかは聞いたことはないけど、やれない理由はないよね? 大好きなレースへの情熱があるんだから」
「今の僕だと、(フェルスタッペンのような)組織化は簡単じゃないけどね。やるなら、上手くやりたいのもあるからね。練習してマシンを走らせたいし、良いセットアップを用意できる人と一緒にやりたいよ。でも、今はそういったことへの余裕が無いし、もう少しエネルギーが必要だ。今はそういう時期じゃないんだ」
「でも確かに、近い将来にたぶん挑戦できればと思っている」
アルピーヌ陣営のガスリーにとっては、耐久レースではWEC(世界耐久選手権)も近い存在だ。先日のWEC富士戦ではアルピーヌが勝利している。
ガスリーはフェルスタッペンのようにノルドシュライフェ(ニュルブルクリンク北コース)への挑戦に興味があるとしつつ、アルピーヌのハイパーカーを走らせる機会についても話し合っていると認めた。
「ノルドシュライフェは象徴的なレーストラックだ。本当に素晴らしいと思うよ。匹敵するモノも無いと思う。だから(走るのに)興味はもちろんある」
「ああ、(アルピーヌのWECハイパーカーについて)話し合いはしているんだ。でも繰り返しになってしまうけど、適切な時期と方法を見つける必要がある」
「話し合いはしているけど、まだ正式に形にするにはまだ結構時間がかかるだろう」

