シアトル・マリナーズが浮上のきっかけを掴めずにいる。
現地時間4月8日(日本時間9日)に行なわれたテキサス・レンジャーズ戦に0対3で敗れ、これで5連敗。4カード連続で負け越しと苦しい状況が続く。
打線の不振が深刻だ。今季初のスイープを喫したレンジャーズとの3連戦では、初戦と3戦目がそれぞれ2安打に終わっており、3試合でわずか3得点。開幕から状態が上がらないカル・ローリー、フリオ・ロドリゲス、ジョシュア・ネイラーの主軸3人も打率2割未満と、シーズン開始から2週間が経過しても本来のパフォーマンスを取り戻せていない。
ワールドシリーズ(WS)進出まであと一歩に迫った昨季の躍進から一転、新シーズンの思わぬ出遅れに現地メディアも警鐘を鳴らす。マリナーズの情報を発信する『SoDo Mojo』が4月8日、レンジャーズ戦3連敗を受け、「ポストシーズン進出の軌道にも修復不能なダメージを負いかねない状況にある」と訴えており、「投手陣は機能しているが、打撃と守備が依然として足を引っ張り、試合内容は総じて見るに堪えない。これで5連敗、直近8試合で7敗と完全に失速している」と現状を評している。
さらに、現在のマリナーズと同様に開幕から13試合4勝9敗という成績を辿った過去の例について、米サイト『Baseball Reference』からデータを引用。該当チーム総数「395」のうち、プレーオフ進出が「16」、WS進出「7」、WS制覇「4」などと紹介しており、同メディアは今季のマリナーズに対し、「WS制覇実現の可能性は、ゼロではないにせよ極めて低い」と指摘する。
一方で、現時点におけるポジティブな要因を並べ、ア・リーグ西地区首位のレンジャーズまで3.5差とゲーム差が大きく広がっていないことに加え、「主力のローリー、ロドリゲス、ネイラーが、このまま極端な低打率でシーズンを終えるとは考えにくい」などと打線の復調を予想。一方で、守備もポジション変更により改善が可能であると見込みながらも、ここからの浮上がやはり難しいと同メディアは悲観する。
「このチームが本来の姿に戻るための道筋はいくらでも描ける。だが、どこかの時点で、それは実際に起こらなければ意味がない。仮に巻き返しが始まったとしても、『時すでに遅し』となるのではないかという現実的な不安は、重くのしかかっている」
現地10日からは本拠地でのヒューストン・アストロズ4連戦が始まる。なんとか連敗を止め、風向きを変えたいところだ。
構成●THE DIGEST編集部
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