『ブラックめんそーれ自主興行「不惑のマスクマン」』新宿FACE(2026年4月9日)
○AMAKUSA&石川修司vs拳王&ブラックめんそーれ×
めんそーれが新宿FACEで自主興行を開催。メインで拳王とタッグを結成し、奮闘の末、AMAKUSA&石川に敗れたものの「素敵な仲間、素敵なお客様に囲まれた空間を作り上げられる、そういう自信だけは出来ました」とかみしめた。
現在、NOAHを主戦場に活躍するめんそーれがこの日、自身初の自主興行を開催した。40歳の節目とあって大会名は『不惑のマスクマン』。その正体とされる男の闘龍門時代に同じ15期生だったタダスケ、カツオらゆかりある選手が出場し、全7試合が行われた。めんそーれの両親も来場。オープニングでは父が高橋奈苗さん、一般人・澤崇紀とともに「シャーッ!」の叫びで開会を宣言した。
めんそーれはメインイベントで拳王とタッグを結成。かつて沖縄プロレスで二人に酷似したマスクマン、めんそ〜れ親父、カンムリワシ用高が存在したことがあり、定かではないものの両者は旧知の間柄とされている。対するはAMAKUSA&石川のタッグ。AMAKUSAは今春のNOAHジュニアタッグリーグ戦にめんそーれと組んで出場。石川はめんそーれと全日本時代からの間柄で、2024年1月に二人そろって退団している。
ゆかりの深い顔ぶれでメインに臨んだめんそーれは先発を買って出たものの、石川のラリアットをいきなり食らってわずか5秒、ピンフォール負けを喫した。当然、納得いかないめんそーれは主催者権限で再試合を決定。拳王とともにダブルシャミングを決めるなど石川を攻め立てたが、プランチャが拳王に誤爆してしまう。拳王のゲキもむなしくめんそーれの苦境が長らく続いた。
拳王が石川との真っ向勝負で気を吐くと、めんそーれはハブチョップとシャミングを交互に連発するなどAMAKUSAを攻め立てた。得意のロープ渡りも披露し、めんそーれがAMAKUSA、拳王が石川を卍固めで同時に捕らえて沸かせる。コーナー最上段からのプランチャでAMAKUSAと石川に突っ込むと、拳王とのダブルダイビングフットスタンプを発射。ジャーマンや丸め込みでAMAKUSAを攻め込んだものの、最後は石川のスプラッシュマウンテン、AMAKUSAの開国の豪華リレーの前に3カウントを聞いた。
めんそーれが自主興行のメインでごう沈。「めんそーれ!」コールの中、マイクを持っためんそーれは「みなシャーん、本当に今日はありがとうございました。タッグを組んでくれた拳王、そして対戦してくれたAMAKUシャー、石川シャーん、協力してくれた選手、スタッフ、何より会場に来てくれたみなシャーん、本当に感謝申し上げます」と謝意を示した。
「今回、不惑のマスクマンというタイトルをつけたんですけど、実際40になって日々、迷うことばっかりです」と続けためんそーれは「だけど、40になってこの大会を開いてみて、つくづく感じたのは僕はこの仲間たち、お客様、プロレス会場、このパワーに活かされて人生を歩いてるんだなってことです。だからこれからの人生はプロレス、この道を進んでいくってことだけは迷うことなく覚悟することができました」とこれからも続くプロレスラー人生への決意を口にした。
「体も大きくない、身体能力が凄いわけじゃない。どっかの誰かには『プロレス出来ない』って言われた。そんなコンプレックスにまみれたプロレス人生でしたけど、今日こういう素敵な仲間、素敵なお客様に囲まれた空間を作り上げられる、そういう自信だけは出来ました」と言い切っためんそーれは「そして今日、父親と母親も見に来てくれてます。たぶん僕がこんなプロレスラーとしてやっていくと思ってなかったと思いますけど、今こんな素敵な仲間とお客様に囲まれてプロレスやってます」とリングサイドに座る両親に向かってこれを震わせながら報告。「こんな素敵な空間を作り上げてくれたのは、ここにいる皆さんです。本当にありがとうございます!」とあらためて感謝を伝えると、最後に拳王、AMAKUSA、石川とともに「1、2、3、シャーッ!」を叫んで自主興行を締めた。

