美白ケアや透明感ケアを頑張っているのに、くすみが抜けない。
その原因は肌表面ではなく“巡り”の低下にあるかもしれません。
今回は、くすみの理由とインナーケア習慣について、あんしん漢方薬剤師の山形ゆかりさんに解説いただきます。
夕方、顔色が急にどんより…
朝はツヤがあったはずなのに、夕方になると顔色がくすむ……。
その背景には、血行の低下や疲労の蓄積が関係していると考えられています。
くすみの要因は、紫外線やストレスにより体内で活性酸素が増加し、皮脂が酸化して肌の透明感が低下する「酸化くすみ」、肌表面の凸凹などで顔に微細な影ができ、実際よりも暗く見えてしまう「影くすみ」など、複数あると考えられています。
これらは、ふだんのスキンケアだけではケアしきれない可能性があるため、からだの中から整える必要があります。
くすみは“巡り低下”の合図?
0〜30代女性は、仕事や生活リズムの乱れ、ダイエットなどの影響で鉄不足やたんぱく質不足が起きやすい世代です。
とくに鉄は全身に酸素を運ぶヘモグロビンの材料で、不足すると顔色が悪く見えたり、疲れやすくなったりすることがあります。
また、たんぱく質は血管や筋肉、ホルモンの材料でもあり、からだの回復力や代謝の土台を支える栄養素です。
不足すると巡りが滞りやすくなります。
「スキンケアを変えてもくすみが抜けない……」という人は、肌ではなく内側の巡りの低下に目を向けてみることが大切です。