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『風、薫る』来週”クズ夫”が東京に来る? 『ばけばけ』思い出した視聴者から「戸籍どうなってるの」「銀二郎パターンか」の声も

『風、薫る』来週”クズ夫”が東京に来る? 『ばけばけ』思い出した視聴者から「戸籍どうなってるの」「銀二郎パターンか」の声も


見上愛さん(2024年5月、時事通信フォト)

【画像】え、「たしかに整ってる」 コチラが「地元で評判の美人」だったといわれる『風、薫る』りんのモデル人物です

亀吉は東京までやってくる?

 2026年前期の連続テレビ小説『風、薫る』では、第2週で「一ノ瀬りん(演:見上愛)」が運送業を営む「奥田亀吉(演:三浦貴大)」と結婚しました。そして、たった2話で娘「環(演:宮島るか)」の出産、離婚までが描かれています。りんは第9話で環と東京まで逃げてきましたが、視聴者は亀吉との「戸籍の問題」が気になるようです。

 りんは8話で奥田家で火事が起きたどさくさに紛れて実家に帰り、そのまま幼なじみ「竹内虎太郎(演:小林虎之介)」の力を借りて東京までやってきました。しかし、働き口が見付からず、第10話では初対面の男性「清水卯三郎(演:坂東彌十郎)」に、どこかいい嫁ぎ先はないかと聞くほど切羽詰まった状態になっています。

 りんはまた誰かと再婚したほうが早いと思ったようですが、視聴者からは

「嫁ぎ先ってさ、戸籍上の手続きどしたん?まだ亀吉の籍では?」

「嫁ぎ先から逃げたら環の戸籍はどうなる?」

「籍入ったままだと結婚できない(ばけばけの知識)」

「夜逃げで良いのか?と思ったけど、ちゃんと別れてもずっと戸籍に入っていた銀二郎さんて人がいるからなぁ…」

「ばけばけはうっかり戸籍から外すの忘れていたけど、りんの場合どうやって籍を抜けるんだろう?」

「嫁ぎ先から逃げてきて次の夫もなにも 正式に離婚してないのに、籍は入ったままでは?(銀二郎に思いを馳せながら)」

「この時代、夫から逃げた妻がどうなるのか気になる。戸籍とか、銀二郎のは残りっぱなしだったし、りんのもそのままだとお互い再婚できない? あと、妻は無能力者なので、いろいろ権利もなさそう(過去の朝ドラから得た知識)」

 といった声が相次ぎました。

 前作の朝ドラ『ばけばけ』では、主人公「松野トキ(演:高石あかり)」の婿養子となった最初の夫「銀二郎(演:寛一郎)」が、1886年に離婚したにもかかわらず、その後も松野家の籍に名前が残り続けていたことが話題になっています。多くの視聴者が、明治の戸籍問題に敏感になっているようです。

 トキのモデルの小泉セツは、最初に結婚した婿の前田為二(1887年に出奔)という男性と離婚するために、1890年に養家・稲垣家の籍から抜けて生家の小泉家に復籍しました。しかし、為二はその後も戸籍上では稲垣家に属していたそうです(1901年にようやく除籍)。

『ばけばけ』では、東京で社長として成功して1891年に松江に戻ってきた銀二郎に、トキの養父「司之介(演:岡部たかし)」があえて籍を抜いていなかったと伝える場面もありました。明治時代の戸籍の扱いは、相当いい加減だったようです。

『風、薫る』の亀吉は妻子を大切に扱っていませんでしたが、いなくなると店の従業員たちに探すよう命令しています。彼に籍を抜いてくれと頼むのは難しそうです。

『風、薫る』の原案書籍『明治のナイチンゲール 大関和物語』を読むと、りんのモチーフとなった女性・大関和が1876年に柴田豊之進福綱という男性と結婚し、1880年に長女・心を産む際に実家に戻ってそのまま離婚したことが書かれています。和は1877年に生まれた長男・六郎を連れて帰っていたため、柴田家は何度も大関家を訪れて、跡取りとなるはずだった六郎を取り返そうとしてきたそうです。和がいない間に、六郎が柴田家に連れ去られていたこともあったといいます。

 それでも、和は息子を絶対に元夫たちに渡さず、1881年に子供ふたりを連れて上京し、1887年から看護婦の道に進みました。彼女は1891年に木下尚江という社会運動家と出会って結婚を考えるものの、結局1898年に破談になっています。そして、1932年に亡くなるまで独身を貫きました。

 りんも和のように今後結婚しないのであれば、戸籍上は奥田家にずっと名前が残ったままになるのかもしれません。また、第3週の予告を見ると、りんがいる家の扉がドンドンと叩かれる場面がありましたが、亀吉が東京までりんたちを連れ戻そうとやってきた可能性も考えられます。来週も注目です。

※参考:『明治のナイチンゲール 大関和物語』(中央公論新社)

配信元: マグミクス

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