MLB公式サイトは現地4月8日、「2026年に球速を上げる6人の投手」と題した記事を配信。2人の日本人投手をピックアップした。
1人目は今永昇太(シカゴ・カブス)だ。昨季左ハムストリングの痛みで約2カ月間の欠場を強いられた今永は復帰後の17先発で、フォーシームの平均球速90.7マイル(約146キロ)を記録。同サイトは「巧みな左腕にとって球速は決定的要因ではないが、少なくとも今永の不調の一因にはなった」とし、フォーシームが今永にとって最も得点価値が低かった(-10)と説明した。
ただ、今季は春季キャンプからフォーシームの球速平均92.5マイル(約149キロ)と改善が見られており、開幕2試合でも昨季わずか13球だった93マイル(約150キロ)以上の速球を12回も投げていると同サイト。「僕にとって球速は全てではないが、球速があることは明らかに強みだ」との今永の言葉を紹介しつつ、「カブスは今永にオールスター級のピッチングを求めている。球速の向上は正しい方向への一歩だ」と期待を込めた。
また、同サイトが「これ以上の良い兆候はほとんどない」と今季ここまでの投球を称賛したのが千賀滉大(ニューヨーク・メッツ)だ。今永同様、昨季速球に苦戦した右腕は今季初登板でキャリアの1試合平均フォーシーム球速記録を塗り替える平均97.4マイル(約157キロ)をマーク。昨季から今季にかけての、速球の平均球速の上昇率+1.6マイル(約2.6キロ)はMLB全体3番目となっている。
また、千賀にとっての速球速度の向上は他投手と比較してより大きな意味を持つと同サイトは示唆しており、代名詞である「お化けフォーク」との相乗効果が今季すでにみられると指摘する。実際に今季2試合で千賀はフォーシームによって、すでに7三振を奪っている。
昨季不振にあえいだ両投手にとって、今季が復活の1年となるか。今永は日本時間4月11日午前3時20分からの本拠地ピッツバーグ・パイレーツ戦、千賀は同12日午前5時10分からの本拠地アスレティックス戦で先発登板を予定している。
構成●THE DIGEST編集部
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