
「全然やれる」「身体のキレも自分が一番あった」圧巻デビューの21歳FWが日本代表で掴んだ自信 イングランド戦は出番なしも「攻撃で違いを作れる」【現地発】
ヴォルフスブルクの塩貝健人が、レバークーゼンとのアウェー戦後のミックスゾーンで、初めての日本代表活動を終えて得た手応えと課題を口にした。
スコットランド戦では途中出場から伊東純也の決勝ゴールをアシストするなど、限られた時間の中でも持ち味である闘争心あふれるプレーで存在感を示した。本人の中に残ったのは、確かな自信だったと振り返る。
「全然やれるというのは感じましたし、練習でもアピールできていたと思います。身体のキレも自分が一番あったと思っています」
ブレない思い。代表の舞台でも通用するという感覚は、今後への大きな支えとなったことだろう。イングランド戦では出場機会は訪れなかったものの、外から見たことで気づいた基準の高さもあったという。
「イングランド戦を見ていて、球際の部分とかはすごいなと思いました。ああいうところはチームでも身につけていかないといけないと思います」
そのイングランド戦について問われると、出場した選手たちをリスペクトしつつ、自身の立ち位置と課題、そして役割を冷静に見つめた。
「出ていた選手全員が完璧な役割をやっていたと思う。途中からFWやトップ下で出た選手も、難しい状況でも、やるべきプレーをやっていたと思います。守備のところで貢献していたし、そういうところは自分も見習わないといけないと思いました。その中で、自分は攻撃で違いを作れると思っているので、イングランド相手でもそこは見せられるんじゃないかと思っています」
ピッチ内・外から得た学びは少なくない。そして次に見据えるのは、すでにその先にある大舞台だ。
「次は、ワールドカップ。そこまでの6試合でアピールしないといけない。まず試合に出ないと絶対に呼ばれないと思っています」
クラブでの現状は決して順風満帆ではない。それでも21歳の視線は前を向いている。
「代表にも呼ばれて、ちゃんと見てくれていると思いますし、自分の強みは出せたので悪くはないと思っています。悲観的にはなっていないです」
やるべきことは明確だ。
「チームで結果が出ていないので、まず自分が出て点を取って勝たせるだけ。簡単なことだと思っています」
残留争いに苦しむチームで、限られた時間の中で結果を残すのは、観単なことではないはず。でもそれを「簡単なこと」と言い切るところに、ハートの強さを感じる。再び代表の舞台へ立つために、弱音や悲観的な思いなんていらないという強い決意の表れだ。
取材・文●中野吉之伴
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