4月の新ドラマが続々とスタートする中、相変わらず苦戦を強いられているのがフジテレビだ。
8日にスタートしたディーン・フジオカ主演の「LOVED ONE」の平均世帯視聴率は3.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)。同じ日に放送された、土屋太鳳と佐藤勝利(timelesz)がダブル主演の、新感覚刑事ドラマ「ボーダレス~広域移動捜査隊~」(テレビ朝日系)は8.7%だった。
「LOVED ONE」と裏かぶりした、波瑠と麻生久美子がダブル主演の「月夜行路-答えは名作の中に-」(日本テレビ系)は5.3%。「LOVED」の低迷ぶりが目立つ。
9日スタートの「今夜。秘密のキッチンで」は3.9%。これは主演・木南晴夏が高杉真宙(ちなみに波瑠と新婚)と共演している。他局のゴールデン・プライム帯(午後7時~11時)では、7日にスタートした永作博美主演の「時すでに、おスシ!?」(TBS系)は5.9%である。
山下智久は月9オファーを断って他局を選択
こうしてみると、フジテレビのドラマにとっては、視聴率5%が大きな壁となっているように思われるが、
「すでに企画が枯渇してしまっているのか、フジテレビの動画配信サービスFODの方が、攻めた企画が多い。伝説のヒットドラマの続編『102回目のプロポーズ』は3月から配信されましたが、その地上波放送が4月1日にスタートしました。午後11時からの放送にもかかわらず、初回の世帯視聴率は2.3%で、第2話は2.4%と健闘しています」(芸能記者)
フジテレビ7月期の、小池栄子主演ドラマはすでに撮影済みだというが、局側が許可しているロケ時の朝食の金額は、なんと550円までで、
「1円でもオーバーした場合は精算不可。もはや経費削減どころか、極端な粛正です」(フジテレビ関係者)
当然ながら制作費も抑えられているはずで、山下智久は7月期の月9オファーを辞退。10月期の「俺たちの箱根駅伝」(日本テレビ系)にはレギュラー出演する。
この分では7月期以降、ますますフジテレビのドラマ視聴率は厳しい状態になりそうで…。
(高木光一)

