
【日本代表の最新布陣】三笘不在の左WBは復帰した25歳が中心。初招集の“パリ五輪代表の10番”にもチャンス。板倉辞退で緊急事態の最終ラインはどうなる?
10月10日にパラグアイ代表、同14日にブラジル代表と国際親善試合を戦う日本代表のメンバー27人が2日に発表された。
依然として故障者が少なくなく、長期離脱中の冨安健洋(無所属)、伊藤洋輝(バイエルン)、町田浩樹(ホッフェンハイム)に加え、三笘薫(ブライトン)と守田英正(スポルティング)もコンディション不良で選外となった。また、当初はメンバー入りをしていた板倉滉(アヤックス)が怪我のために事態。橋岡大樹(スラビア・プラハ)が追加招集されている。
その27人について、現状の布陣と序列を考えてみたい。
まずGKは、鈴木彩艶(パルマ)が変わらず1番手。9月にアメリカ戦で活躍した大迫敬介(サンフレッチェ広島)が2番手で、前回に続いて招集された早川友基(鹿島アントラーズ)が後に続く。
怪我人が続出し、ディフェンスリーダーの板倉まで不参加となる緊急事態となった最終ラインは、渡辺剛(フェイエノールト)と瀬古歩夢(ル・アーブル)が先発候補。もう1枚は6月以来の招集となった鈴木淳之介(コペンハーゲン)か。
9月は怪我で辞退となった安藤智哉(アビスパ福岡)、大怪我から復活し、約1年ぶりの招集となった谷口彰悟(シント=トロイデン)、追加で滑り込んだ橋岡、そしてウイングバック/SBが本職ながらアメリカ戦では左CBでプレーした長友佑都(FC東京)がバックアッパーだ。
コアメンバーの守田が不在のダブルボランチは、キャプテンの遠藤航(リバプール)が軸で、9月シリーズは怪我で選外となった田中碧(リーズ)が、相棒の最有力候補。だが、2人ともクラブでは出場時間が限定されており、ブンデスリーガで躍動している佐野海舟(マインツ)と藤田譲瑠チマ(ザンクトパウリ)も十分な出場機会を得るだろう。
9月のメキシコ戦はボランチで先発した鎌田大地(クリスタル・パレス)が起用される可能性もある。
右ウイングバックの候補は3人。堂安律(フランクフルト)が好調を維持しているうえ、伊東純也(ヘンク)の状態が上がってきたのも心強い。菅原由勢(ブレーメン)を抑えて、継続招集された望月ヘンリー海輝(FC町田ゼルビア)は守備固めや高さ対策での起用となるか。
絶対的なレギュラーである三笘がいない左ウイングバックは最注目だ。移籍騒動でチームに合流せず、9月は落選した中村敬斗(スタッド・ドゥ・ランス)は復帰後に好パフォーマンスを見せており、この25歳が中心としてプレーするだろう。
FWと兼用の前田大然(セルティック)はまだ本調子ではなく、7月のE-1選手権で活躍した相馬勇紀(FC町田ゼルビア)や待望の初招集となった斉藤光毅(QPR)にもチャンスはある。パリ五輪代表で10番をつけた斉藤はシャドーでの起用も考えられる。
2シャドーの候補では、メキシコ戦で負った左足首の怪我が懸念された久保建英(レアル・ソシエダ)が招集された。そのレフティの状態次第だが、万全でなければ、クラブで好調の鎌田と南野拓実(モナコ)が先発を担うだろう。
先に触れた斉藤のほか、堂安、伊東、中村が2列目でプレーする可能性もあり、森保一監督のプランにも注目だ。
最後に1トップは、絶好調の上田綺世(フェイエノールト)が引き続き中心となる。2番手格だった小川航基(NEC)を町野修斗(ボルシアMG)が追い上げている印象で、9月のアメリカ戦のように、上田が先発しない試合でどちらが抜擢されるかは興味深い。
ポイントとなるのは、パラグアイ戦を先にやる点だ。これまでは9月のアメリカ遠征のように1戦目で主力を起用、2戦目でメンバーを入れ替え、というケースが多かったが、今回はブラジル戦でベストメンバーを組みたいところだ。
メンバー発表時の会見で、起用法について「迷っている」とコメントしていた森保監督のマネジメントに注目が集まる。
文●江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)
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