
Netflixシリーズ「ONE PIECE」シーズン1&シーズン2が世界独占配信中 (C)尾田栄一郎/集英社
【画像】え、「こいつも出てた!?」 実写版『ワンピ』出演疑惑浮上中の、3人目の“巨人族”です
リトルガーデンで「ニカ」の存在を匂わせ?
Netflixで配信されている実写版『ONE PIECE(ワンピース)』シーズン2が大きな話題を呼んでいます。シーズン1と同様に公開初週で視聴ランキング1位を記録し、今作も作中屈指の人気キャラである「チョッパー」の初登場など見どころはたくさんあります。そのなかで、特に原作後半の要素を先取りして匂わせるような細かい演出に注目が集まりました。
例えば「ローグタウン」で「バルトロメオ」登場、「双子岬」の回想シーンで「ブルック(海賊時代)」登場など、先の展開を知るファンも楽しませてくれる描写が散りばめられています。
振り返ってみるとシーズン1でも、海賊王「ゴール・D・ロジャー」の処刑シーンに若き日の「シャンクス」や「ジュラキュール・ミホーク」の姿があり、原作を補足するような演出が盛り込まれていました。加えてそこには右耳にピアスをした女性の姿もあり、これがかねてより「元女性説」がささやかれていた「サー・クロコダイル」だったのではないかと話題になったのです。
そのためシーズン2においても原作でまだ解明されていない謎のヒントが隠されていないかと、国内のファンのみならず海外のファンも盛り上がっています。なかでも注目を集めているのが、「リトルガーデン」の巨人たちでした。
実写版で巨人の「ドリー」と「ブロギー」は、「太陽の神」に言及しています。ふたりの決闘が始まる前にドリーは「太陽の神『ニカ』がこの戦いに喜びの笑みを浮かべ我らの名が英雄たちの殿堂に刻まれんことを」といった口上を述べます。
原作において「エルバフ」の人びとがニカを信仰しているという情報が明かされたのは、「リトルガーデン」のエピソードよりずっと後のことでした。「太陽の神」だけでなく「ニカ」という名前まで出しているところに、先の展開を匂わせる明確な意図があるように思えます。
そしてドリーが拠点にしていた場所には、3つの彫像が置いてありました。ひとつは明らかにブロギーの彫像でしたが、もうひとつは剣を持ち炎のような髪をした人物の彫像です。おそらくこれはニカを模した彫像でしょう。
しかしもっとも気になるのは最後のひとつです。それは手に花を持ち、3本の触角のようなものを頭に生やした彫像でした。ぱっと見の率直な感想は「ナメクジ人間」といった雰囲気の彫像ですが、いったい何を模しているのでしょうか。
一部ファンの間では、「エルバフ」の王子「ロキ」ではないかという説がささやかれています。原作で初めてロキのシルエットが登場した際、王冠を被っているのか、頭に3つの触角のようなものが描かれ、手には花を持っていました。
確かに見比べると似た雰囲気ですが、100年近く「リトルガーデン」に滞在しているドリーがロキを知っているのか、彫像を作るほどの関係性なのか、また実際のロキにはまるで似ていないなど、いくつもの違和感があります。
信仰する神、友人、そしてあともうひとつ……。ここに何かしらの伏線を張っている可能性は十分にありそうです。ちょうど原作は「エルバフ編」の真っ只中なので、謎の彫像に関する情報も近いうちに出てくるかもしれません。
さらに、もしも本当に実写版で原作未解明の謎に関する匂わせをしているならば、やはり「空島編」には期待したいところです。実は原作で初めて「太陽の神」というワードが登場したのが「空島編」でした。
その際、ほかにも「雨の神、森の神、大地の神」というワードが出ており、のちに太陽の神ニカの存在が明らかになると、ファンの間では「空島編」で言及されていた神々に大きな注目が集まりました。
しかし現在展開されている「エルバフ編」では、「太陽の神、地の神、森の神、海の神」の話が古い壁画に描かれていると判明します。雨の神が海の神に変わっているのです。
何か意味があるのか、それともこれらの神に関連性はないのか、この辺りの真実が実写版には盛り込まれそうな気がします。そういった意味でも、今後の実写ドラマにも期待が高まります。
