
イタリア北部・ロンバルディア州のクレモナ県に、Soncino(ソンチーノ)という小都市があり、巡礼者の宿から始まったという、異色の教会があります。
その名はChiesa di San Giacomo(キエーザ・ディ・サン・ジャコモ)=聖ジャコモ教会。
前身は12世紀頃の宿泊施設を有する教会で、スペインの聖ヤコブ(イタリア語ではジャコモ)の墓へ向かう巡礼者の利用により発展したとのこと。
現在の教会が建てられたのは14世紀(1300年代)で、これまで、いくつかの修道会が管理してきた修道院付きの教会でしたが、ナポレオン時代に修道院が廃止となったそうです。
このような歴史を持つジャコモ教会、内部には17世紀のフレスコ画が数多く残されており、まるで美術館のよう!
高い位置に祭壇があるのは、中世の修道院建築でよく見られる構造なのだそう。
祭壇へとつながる階段のデザインも美しく、芸術的な魅力に溢れる教会という印象を受けました。
