今季のカバーオールは、生地や仕様、ルーツの違いによって実に多彩な表情を見せる。今回ピックアップするのはヒッコリーストライプ&ウォバッシュストライプ。細かなストライプが特徴のヒッコリーデニムはもともとは汚れを目立ちにくくするために生まれたワーク由来の柄で、爽やかさと無骨さを併せ持つ。着込むことでコントラストがやわらぎ、ヴィンテージのような風合いへと変化していくのも魅力だ。ドット状に抜染を施したウォバッシュストライプは、深いインディゴ地に浮かぶ繊細な柄が独特の存在感を放つ。着用と洗いを重ねることでコントラストが馴染み、味わい深い表情へと育っていく、通好みのワーク素材だ。カバーオールを代表する2大縞柄からおすすめの新作アイテムを紹介する。
ヒッコリーストライプ
SUGAR CANE|11oz. HICKORY STRIPE WORK COAT

抜群の耐久性と心地よいハリを備えた11オンスのヒッコリーストライプ生地を使用したワークコート。随所に際立つヴィンテージワークジャケット由来のディテールも魅力のひとつ。28,600円 (東洋エンタープライズ Tel.03-3632-2321)
WAREHOUSE|1920’S FREE LAND CHORE JACKET

ペンシルバニア州の名門ワークブランドであるフリーランドのアイテムをベースとしたヒッコリーストライプとカフスに気品が漂う1着。袖口のカフスはカバーオールでは極めて珍しい。40,700円(ウエアハウス東京店 Tel.03-5457-7899)
KOJIMA GENES|Basic Coverall

シンプルで飽きのこない王道のアメカジスタイル。 生地には、定番のヒッコリーを採用した。 児島らしい風合いがあり、着込むほどに色落ちやアタリなどを味わうことができる。24,200円(児島ジーンズ 児島店 Tel.086-476-5566)
Soundman|Eagle

D型のチェンジポケットが特徴的な、70年代の日本の国鉄ユニフォームをモチーフにリデザイン。力織機で織られたセルビッヂインディゴヒッコリーを使用しているため、味わい深い経年変化を楽しめる。50,600円(サウンド Tel.045-225-8918)
ウォバッシュストライプ
Pherrow’s|555CA

左右非対称の胸ポケットや各所の打ち抜きリベットなど、ヴィンテージのディテールを細部まで忠実に再現している。オリジナルウォバッシュ地ならではの独特のエイジングも魅力だ。ワークアイテムながらも品のある佇まいに仕上げている。42,900円(フェローズ Tel.03-5725-9577)