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失点数はワーストタイで優勝は風前の灯...川崎はどう進むのか。鹿島戦で決定力の差を嘆いた長谷部茂利監督は選手たちに発破「自分たちは結局何をしたいんだ」

失点数はワーストタイで優勝は風前の灯...川崎はどう進むのか。鹿島戦で決定力の差を嘆いた長谷部茂利監督は選手たちに発破「自分たちは結局何をしたいんだ」


[J1百年構想リーグEAST第10節]川崎 0-2 鹿島/4月12日/Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu

 首位の鹿島に川崎がホームで挑んだ一戦は、川崎の元指揮官の鬼木達監督が改めて鹿島のベンチに立った試合とあって、注目された。

 半年の短期決戦である百年構想リーグは前節に半分の9試合を消化したが、試合前の両チームの勝点差は9。優勝を目標に掲げる川崎にとっては絶対に負けられない一戦であったが、前半は終始、鹿島を攻め立てるも、ゴールを奪えず。

 一方後半はカウンターから伊藤達哉がPKを献上し、53分に先制を許すと、64分にはセットプレーの流れから失点。苦しい黒星を突き付けられた。

 これで残り8試合で鹿島との勝点差は12。川崎は横浜とともにEASTグループでワーストの失点数を喫しており(10試合で18失点)、逆転優勝はかなり厳しい状況となった(鹿島とは得失点で17差)。

「大変残念な結果になりました。どのゲームもそうですが先制点を取れれば変わったゲーム。そういう風に思えるゲームだっただけに、ただ、トータル、点差だけでなく、内容のところでも、いろんな場面で鹿島さんが上回った。我々はそれを上回ることができなかった。そう感じました」

 試合後、悔しそうに振り返ったのは川崎の長谷部茂利監督だ。
  
 長谷部監督が指摘したのは決定力の差である。

「前回の対戦で、決定力の差で負けたという認識を共有したなかで、ハーフタイムにも確認しましたし、ただ、決定力はすぐには上がらないし、なかなか皆さんご存じの通り、一番難しいプレーです。点数を取るのは。そこの差が出たかなと思います。ある意味、プレーそのものは良いプレーが多かったと思いますが、点数を取る競技なので、点数を防ぐ、取られない競技なので、そこが足りない。もろにそれが足りないという結果だと思います。内容そのものの数字だったり、印象であったりは大事だと思いますが、今日のところは決定力の差が、これがイコール、実力じゃないかなという話を選手にもしました」

 さらに指揮官はこうも続けた。

「目指しているのは無失点での複数得点なので、複数得点どころか、1点も取れない自分たちの決定力のなさ。被決定力、自分たちが失点をしてしまう、しかも複数失点をしている。両方とも大変まずい結果ですね」
 前半は悪くない内容にも見えたが、点を取り切れなかっただけに、選手たちに発破をかけたという。

「ハーフタイムにも選手に伝えましたが、多くの修正点があるなかで、自分たちは結局何をしたいんだ。点数を取りたい。点数を取れない。そこだよという話をしました。少し、強い口調で選手に伝えて、それが大事だと伝えましたが、伝え方が悪かったのか、甘いのか、点を取ることはできませんでした」

 昨季からの長谷部体制では従来の攻撃力に、守備力を強化する狙いもあったが、なかなか奏功していないのが現状だ。

 一方で鹿島戦は4-4ー2の相手に対し、4-2-3ー1で、鹿島の2ボランチが川崎の中盤のトライアングル(トップ下の脇坂泰斗、ボランチの山本悠樹、橘田健人)を見る形も増え、川崎の3人は柔軟にパスを回しながら前進した。

 そのリズムは良好で、このトライアングルが良い収穫にも映ったが、今後も再現性を保てるかが大きなポイントになる。

 キャプテンの脇坂泰斗は「勝点的な話をすると、苦しい点差になってしまいましたし、でも諦めることなく“3”を積み続けることが最優先かなと思います」と前を向く。

 ここからの8試合、川崎はどう戦うのか。まずはクラブとして指針をしっかり定めることが大事になる。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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