なかなか飛距離が伸びない人に読んでほしいレッスンです。今回は、遠藤コーチに太ももを使った飛距離アップのコツを解説していただきました。
モモ裏は伸ばす

太モモも大きな筋肉。基本的には内モモを締め続けるイメージをもってください。内側に締めた状態からスイング中は、回転しつつ外側に力をかける。内・外にかける力のベクトル(方向)は、力の「作用・反作用」「拮抗」などといわれるパワーを増幅させるテクニックのひとつです。
もうひとつ、モモ裏の筋肉は伸ばす。上体を前傾させれば自然に伸びるものですが、伸びていない人はお尻が落ちてカカトに体重が乗りすぎた「後傾」といわれる構えになっています。骨盤まで正しく前傾していない構えは軸が起きてしまうので、モモ裏の筋肉に伸びを感じる構えへの修正が必要です。
GOOD!

モモ裏の筋肉は前傾姿勢によって、自然に伸びるのが正しい構え。スイング中も骨盤が波打たず、レベルに回せる
これはNG

モモ裏が伸びていない「後傾」した構え。スイング中に骨盤が浮き(上を向く)やすく、それに伴って体や手元も浮いてしまうのがデメリット
内モモは締める

内モモを締めつつ、太モモの外側の左右にも力をかけながら回転するのがプロの常套テク。難しい使い方だが、これもイメージをもつだけで脚が使えるようになるのでスイング力がアップする

外側にも力をかけることでのダウンスイング時のメリットの一例。右足1本で立ち、右太モモから下を外旋(右回転。腰から上は回わらないように注意)、すなわち外側に力をかけると骨盤は反対方向の左に回転する。このように、回転力は筋肉の使い方と動かす方向によっても上がるものなのだ

レッスン=遠藤将也
●えんどう・まさや/1994年生まれ、長野県出身。PGAティーチングプロ。首都圏の練習場やコースに出向く「出張レッスン」のスタイルで、さまざまなレベルとタイプのアマチュアを上達へと導く。レッスンはインスタグラムアカウント「en.dwu_」のDMで受付中。
写真=田中宏幸 協力=日神グループ 平川CC
