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【MotoGP】マルケス巻き添えの高速クラッシュ、ベッツェッキは大きな怪我ナシ。次戦でペナルティか?|インドネシアGP

【MotoGP】マルケス巻き添えの高速クラッシュ、ベッツェッキは大きな怪我ナシ。次戦でペナルティか?|インドネシアGP

アプリリアのマルコ・ベッツェッキは、MotoGPインドネシアGP決勝でマルク・マルケス(ドゥカティ)と接触する高速クラッシュを喫したが、検査の結果大きな怪我はないことが確認された。

 ポールシッターのベッツェッキはインドネシアGP決勝のスタートで失敗し後退。その後1周目のターン7で、前を走っていたマルク・マルケス(ドゥカティ)のリヤに接触し、速度が乗った状態でクラッシュしてしまった。

 このクラッシュの結果、マルケスは右肩を負傷。初期の検査では鎖骨にヒビが入っていることが認められており、マルケスはスペインへすぐに帰国し、さらに詳しい検査を受ける事になった。

 ベッツェッキも検査のために近隣の病院へ運ばれたが、彼はひとまず大きな怪我などは免れたことが分かった。チームCEOのマッシモ・リボラが、次のようにコメントを寄せた。

「今週末、マルコが最速のライダーだったことは明らかだったため、当然ながら期待は高まっていた。だが残念なことが起きてしまった。しかし結局のところ、レースでは起こり得ることだ」

「マルコは大丈夫だ。(MotoGPメディカルディレクターの)アンヘル・シャルテ医師から、彼は検査のために病院へ運ばれたものの、骨折は無いと連絡を受けた」

「痛みはかなりあるようだが、この痛みは日本GPと今回、2つのクラッシュの影響だろう」

 そしてリボラCEOは、マルケスとの接触については次のように続けた。

「まず第一に、マルクに起きたことで我々は謝罪する必要がある。たしかにこれはレースではあるが、ああいったクラッシュを目撃し、誰かがレースから除外されるような事態となるのは、とても厳しいことだ。彼とチームには謝罪したい」

「タルドッツィ(ダビデ・タルドッツィ/ドゥカティのチームマネージャー)が、マルコがマルクに2度も謝っていたと話していたのを聞いた。こういった事態は見たくないものだが、MotoGPの戦いがどれだけ僅差なのかは知っての通りだ」

「ライダー達は全員が、バイクから最大限の力を引き出そうとする戦士なんだ。そして時には、あまり戦略について考えないこともあるかもしれない。明らかに挽回するペースがあったからだ。マルコは昨日、半分の距離のレースでそれを成し遂げていた」

 ベッツェッキは今後、レーススチュワードとの面談が予定されている。リボラCEOとしては、マルケスとの接触転倒のインシデントによって、次戦でペナルティを受けることになると予想しているようだ。

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