
元横浜大洋ホエールズの高木豊氏が12日、自身のYouTubeチャンネルを更新。読売ジャイアンツ・阿部慎之助監督に東京ヤクルトスワローズ・池山隆寛監督の「打順の組み方」を見習うよう提言した。
■池山監督の「打順の組み方」を称賛読売ジャイアンツとの3連戦に2勝1敗と勝ち越し、阪神タイガースと0.5ゲーム差の2位を堅持したヤクルト。
高木氏は「ヤクルトの打線を見てると、打てる人から並べている。(1番に)長岡秀樹、(2番に)サンタナ。ここで確実にチャンスは作ってくるっていうことを踏まえて、3番にキャッチャーの人間を入れてると思う」と持論を展開する。
また、4番オスナに続く5番に「当たっている選手を持ってきている」などと指摘し、「打てる人を先に持ってきている。そこがハマっていると思う」と池山監督の打順の組み方を称賛した。
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■阿部監督に提言一方ヤクルトに負け越した巨人には「今日でも平山功太を使ったりだとか、1番に門脇誠を使ったけども、対戦が一回りしたので、戦力を見極めようとして、新たな打順を組んだと思う」と分析する。
続けて「これから絞られてくるという感じはする。走らなければいけない、守らなければいけない。全部一緒にすると苦しいから、最初は足とか使わなくてもいい。ホームラン結構出てるしね、ジャイアンツは。最初は打てる人を並べといて、後半になって足を使えばいい」と持論を展開。
その後も巨人打線の起用法を語り、「1番はこの人、2番はこの人、3番はこの人じゃなくて、(ヤクルトのように)打てる順で並べても面白いかなと思った」と語っていた。
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■指導者経験豊富な池山監督ヤクルトは今季、1番長岡、2番サンタナ、3番に捕手の古賀優大を入れ、4番オスナ、5番には俊足巧打タイプの岩田幸宏が入ることが多くなっている。
また、試合によっては8番に投手を起用し、9番に野手を入れることも多く、下位打線から上位につなげる狙いもあるものと見られる。
池山監督が「打てる選手から並べているのか」は選手の打率を見ると疑問な部分もあるが、指導者の経験が豊富なだけに、根拠を持って打順を組んでいることは間違いない。高木氏は池山監督の手法を、阿部監督に参考にしてほしいと考えているようだ。
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■執筆者プロフィール佐藤俊治。Sirabeeには2015年11月から参画し、月40本程度プロ野球関連記事を執筆中。YouTubeで発信する野球評論家ウォッチャーでもある。野球は高校からメジャーまで年間50か所以上で現地観戦。プロ野球の贔屓チームはなく、どこのチームのファンでもない。「あの選手、あそこに行ったんだ」という目線で見守っている。
(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)
