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『風、薫る』に「見上愛と年齢近い」人気女性芸人が"意味深"登場 演じる役は「史実にもいた」?

『風、薫る』に「見上愛と年齢近い」人気女性芸人が"意味深"登場 演じる役は「史実にもいた」?


見上愛さん(2024年5月、時事通信フォト)

【画像】え、「仲いいな~」「めっちゃ可愛い」 コチラが見上愛と丸山礼が「同じTシャツ」着てる貴重なショットです

一緒にポッドキャストやってる仲

 2026年前期の連続テレビ小説『風、薫る』第3週11話では、主人公「一ノ瀬りん(演:見上愛)」が、「清水卯三郎(演:坂東彌十郎)」が営む舶来品の店・瑞穂屋で働くことになり、住み込みの部屋(物置)も用意してもらいました。その部屋を初めて訪れた際、りんと娘「環(演:宮島るか)」は近所に住む「中山マツ」とすれ違い、ものすごい形相でじろじろと見られます。マツを演じるのは、見上愛さんとポッドキャスト番組もしている、丸山礼さんです。

 丸山さんは見上さんと同じワタナベエンターテインメント所属のお笑い・ものまねタレントで、近年は俳優としてもさまざまな作品に出てきました。見上さんとは、一緒に「見上愛&丸山礼の脱力じかん」というポッドキャスト番組にも出演中しています。こちらは「年齢も近く共通項も多い2人(見上さんが25歳、丸山さんが29歳)がカフェでゆるく脱力トークしていくストレスフリーPodcast 番組」です。

 そんな丸山さんが演じるマツは、公式サイトで「りんの家の隣人」としか紹介されていませんが、なんだか意味深な初登場シーンとなっていました。丸山さんは2025年10月、『風、薫る』出演発表後に自身のInstagramで「出演が決まったときは(見上さんと)2人でハイタッチをがっちりミシミシ音が鳴るくらいさせていただきました」とコメントしており、この際は「りんの生活に寄り添う」役であることが語られています。

 見上さんと仲良しの丸山さんが起用されたマツは、思った以上に重要なキャラかもしれません。実は『風、薫る』の原案となった書籍『明治のナイチンゲール 大関和物語』には、マツという女性が登場します。

 りんのモチーフとなった日本初の訓練された看護婦(トレインドナース)である大関和(おおぜき・ちか)は、まだ18歳だった1876年、地元の黒羽藩の地域(現:栃木県大田原市)で地主として成功を収めた柴田豊之進福綱という男性と結婚しますが、そこでは過酷な生活が待っていました。

 豊之進の義母は、和に五反(約5000平方メートル)もの痩せ地を田んぼとして開墾するように言いつけます。元は黒羽藩の家老の家の生まれである和は、朝から晩まで働いて、田作りにいそしみました。

 その際、和を手伝ってくれたのが、柴田家の義父の妾の子供である綾と、近所の小作人の娘であるマツという少女だったそうです。1876年当時、綾は12歳、マツは14歳でした。

 マツは幼い頃の高熱の影響で、動作が遅く物覚えが悪かったそうですが、体格はよく、力仕事を進んでやってくれたといいます。和は大事な武家の花嫁衣裳を譲るほど、彼女と仲良くなりました。

 その後、田作りや田植えが終わり、3年目の1879年にようやく稲穂の収穫ができそうだった時期に国内でコレラの流行が起き、不景気が訪れます。そして、マツはギリギリの家計を助けるために、遊郭に奉公に出されてしまいました。その後、綾も柴田家の義母によって、遊郭に売られます。

 和はその後柴田家から逃げて豊之進と離婚し、東京でふたりの子供のシングルマザーをしながら看護婦になってからも、綾とマツを探しました。しかし、彼女らと再会することは叶わなかったようです。

『風、薫る』はそういった和の人生をモチーフにした物語なので、史実と違い東京に出てきてから同じマツという名前の隣人が登場したのかもしれません。朝ドラなのでさすがに彼女が遊郭に売られるような悲劇はないと思われますが、りんが仲良くなったマツと引き離されるような展開も今後あるのでしょうか。

※参考:『明治のナイチンゲール 大関和物語』(中央公論新社)

配信元: マグミクス

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