最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
脳トレ四択クイズ | Merkystyle
足立区職員が描いたうんこ、作り方が「天才のアイデア」と話題 担当者は「Wordの図形で作った」と説明

足立区職員が描いたうんこ、作り方が「天才のアイデア」と話題 担当者は「Wordの図形で作った」と説明

物体の「色」および「形状」は、視覚において非常に重要な情報。言い換えれば、この2つを上手く操作すれば「ある物体を別の物体」に見せることも可能である。

現在X上では、東京・足立区で発見された1枚の看板のデザインが「天才の発明」と話題になっているのをご存知だろうか。

 
画像をもっと見る

■看板の犬のふん、その正体に驚き

ことの発端は、団地ファンサイト「公団ウォーカー」の照井啓太さんが投稿した1件のポスト。

当該のポストには、大きく「犬のふん放置禁止!」と書かれた看板の写真が添えられており、犬と犬のふんにそれぞれリードを付け、責任をもって連れ(持ち)帰る少女のイラストが描かれている。末尾の表記を見ると、足立区内に設置された看板のようだ。

なお、ポスト本文には「足立区の職員がパワポの吹き出しで一生懸命うんこ作ってたのかと思うと、思いが込み上げてくる」という意味深な1文が…。

足立区「犬のふん放置禁止!」プレート画像提供:照井啓太さん

そう、なんとこちらのイラストをよく見ると、少女や犬、そして犬のふんの「絵が描かれた」のではなく、吹き出しや楕円など「図形を組み合わせて表現した」代物と判明したのだ。

関連記事:修羅の国・足立区、広報紙で自虐ネタと思いきや… 役所が明かす「本当の治安」に耳を疑う

■「図形でこれ作るの天才だろ」と話題足立区「犬のふん放置禁止!」プレート画像提供:照井啓太さん

つまりこれは、足立区の職員が工夫を凝らして「どうにか図形で犬のふんを表現しよう」と工夫した、動かぬ証拠と言える。

当該のポストは瞬く間に話題となり、Xユーザーからは「センスもバランスも良すぎる」「普通に上手いな」「図形でこれ作るの天才だろ」「パワポでうんこ作ってるの想像すると笑える」「吹き出しでうんこ作るの、新テクニックすぎる」など、称賛と驚きの声が相次いでいた。

やはり「うんこ」はいつの世も、年齢に関係なく人の心に響く何かを秘めた不動のコンテンツと言えるだろう。

ポスト投稿主・照井さんに確認したところ、当該の看板は足立区の「辰沼」エリアにて撮影したものと判明。そこで今回は看板の詳細をめぐり、足立区に詳しい話を聞いてみることに。

その結果、衝撃の事実が明らかになったのだ…。

関連記事:一見普通の看板、ホラーすぎる警告にギョッとした 「ゾクゾクする」と話題のワケは…

■足立区は「過去に配布したもの」認める

看板の状態を見るに、それなりに昔に設置されたものと推測される。そのため、看板の詳細について足立区が把握していない可能性が高い。

加えて話題が「犬のふんの作り方について」ともなれば、区に怒られる未来も覚悟していたのだが…なんと、足立区は取材を快諾。さらに、看板を作成した職員から話を聞くことに成功したのだ。

当該の看板が話題となっている件について、「足立区地域のちから推進部地域調整課」の担当者は「この度は、当区で作成した啓発プレートにご注目頂き、ありがとうございます。正直、昔作成したプレートがここまで話題になっていることに、驚いているところでございます」と、率直な感想を口にする。

今回話題となったのは、同区が犬のふん放置に困っている区民へ、自宅や敷地などに掲示するために配布しているプレートの旧デザインのものと判明。現在は2016年に作成された新デザインのプレートを使用しているため、存在そのものがレアと言える。

関連記事:なぜか動物が描かれたヘルプカード、裏面を見て驚き その正体が「素晴らしいアイデア」と話題

■それにしても足立区、ノリノリである足立区「犬のふん放置禁止!」プレート画像提供:照井啓太さん

プレートを作成した担当職員は、「2003年前後に作成したものだったと思います。パワポは使用しておらず、このデザインはWordの図形を駆使して作成したものです」と、当時を振り返る。

作成当時のコピーは「犬のふん放置禁止!」ではなく、「一緒に帰りましょ!」的な、より柔らかいコピーであったという。なお、いつの段階から「犬のふん放置禁止!」となったかは、流石に本人も記憶にないようだ。

Xユーザーから寄せられた「センス」や「絵心」に対する称賛の声を謙遜してか、「私自身には、特に『絵心』というものはございません」ともコメントしていた。

しかし、吹き出しを違和感なく犬のふんに見せる辺り、控えめに見てもセンスの塊である。

関連記事:JR駅の看板が突如ペラペラに、その効果が「素晴らしい」と話題 JR東日本は「重量面のリスク軽減」明かす

■犬のふんは必ず持ち帰って

現在は配布していない旧デザインのプレートが大きな話題に、それも多くの人々が好印象を抱いているという事実に、驚きと嬉しさを感じているという足立区。

足立区「犬のふん放置禁止!」プレート画像提供:照井啓太さん

そうした心境を踏まえ、「足立区地域のちから推進部地域調整課」の担当者は「条例により、犬のふんの放置は禁止されております。また飼い主の責務として、ふんを処理するための道具の携帯、およびふんの持ち帰りなども規定しています。しかし、いまだに一部の方による放置により、多くの方が迷惑しているという現状がございます」と、犬のふん問題の実情について語ってくれた。

担当者は「こうした行為に対し、少しでも当区で作成する啓発プレートが有効に機能するか、デザインも含め、検討をしてまいりたいと思います」と、今後の抱負についても語っている。

言うまでもなく、足立区内に限らず犬のふんは持ち帰るのが飼い主の責任。世の飼い主たちに、改めて注意を喚起したい。

日本懐かし団地大全1,650円Amazonで見る

PR

■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路・鉄道ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所、鉄道会社に太いパイプを持つ。

(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ
配信元: Sirabee

あなたにおすすめ