ホワイトソックスの村上宗隆が、深刻な事態を迎えている。4月13日は雨が降って冷え込む敵地でのロイヤルズ戦に3番・一塁で先発出場したのだが、9回の見逃し三振を含む3打数無安打。これで4試合連続ノーヒットとなった。
デビュー3試合連続本塁打など、最初の8試合で4本塁打の大爆発だったが、その後の8試合は23打数でわずか1安打。本拠地シカゴの厳しい寒さで体のキレがなくなり「日本シリーズより寒い」と遠征先でも苦しんでいる。打率は極貧の1割5分にまで急降下した。
開幕直後から極寒の本拠地シカゴや、過酷な環境の北部都市での試合が続いている。4月のシカゴ、東海岸での試合では気温が10度以下になるのが通常だ。
「4月7日は気温2度でプレーしました。日本人は北中南米系の選手と違って、どうも遺伝子的に寒さには対応しづらい人種のようで、厳しい戦いです」(スポーツライター)
大谷翔平は気候対策込みでのウマイ選択
その点、一年中温暖なロサンゼルスを選んだのが、ドジャースの大谷翔平だ。
「各種事情を把握して、チーム選びでは温暖で一年中しっかりと練習ができる西海岸の球団を優先しました。エンゼルスもドジャースも気候対策込みでの選択でしたね」(前出・スポーツライター)
日本と距離が近くて東海岸よりも時差が少ないロサンゼルス。寒い場所でのプレーは筋肉が硬くなり、体への負担が増す。温暖な西海岸はケガのリスクを抑えるのに最適なのだ。
村上は4月14日から本拠地シカゴでのレイズ3連戦を乗り切れば、暖かい西海岸遠征へと向かう。これからは寒冷地での試合から少しの間は解放されて、本来の打撃パフォーマンスを発揮しやすい環境へと移る。そこで巻き返せるか、だ。
(渡辺優)

