世界最高峰のバックカントリーフリースタイルコンペ「Natural Selection Tour」。そのスキーカテゴリーである「Natural Selection Ski」の本選が4月、アラスカのビッグマウンテンを舞台に開催される。
人工的に整備されたパークではなく、自然の地形そのものを滑るこの競技は、いま最もリアルなスキーの進化形ともいえる。もとはスノーボード部門のみでスタートし、「スポーツを自然に還す取り組み」としてプロスノーボーダーのTravis Rice(トラビス・ライス)が創設した。
▼昨年の男子トップ5選手の滑り
同じく自然を舞台とするFWTとの違いは、出場選手が招待制である点に加え、映像表現も含めて滑り手のスタイルや“魅せる”要素がより重視される点にある。
3月に米カリフォルニア州・Palisades Tahoeで行われた予選(Super Sessions)では、男女各4名の中からそれぞれ1名が本選へ進出。
▼予選の様子
クリエイティビティやスタイル、自然の活かし方が評価基準となる中、予選を勝ち上がったのは、大会最年少で昨年のFWTジュニアチャンピオンであるハンナ・エプスタイン(USA)と、フリースタイルの技術をビッグマウンテンに持ち込む実力派スキーヤー、ジョナ・ウィリアムズ(USA)。
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決勝では、キャンディード・トベックス、クリス・ベンチェトラー、サミー・カールソンらトップスキーヤーで構成される選考委員会により選出された招待選手も加わり、男子8名、女子4名によるセッションが行われる。ここでも創造性、リスクテイク、完成度、難易度、そして滑走全体のフローが総合的に評価される。
高速ドローンなど最先端の撮影技術により映像作品としての側面も強く、まるで自分もその場で滑っているかのような没入感を味わえる、アラスカでのファイナルの様子は4月15日(水)日本時間8:00より、Red Bull TVにて配信予定。世界最高峰の舞台で繰り広げられるオールスターの競演に注目だ。
フォトグラファーのChad Chomlackが切り取った、今回の舞台となるアラスカの雄大で芸術的な自然、そして現場の空気感にもチェックして、気持ちを高めておこう。
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