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「頭による絶妙なボールコントロール」 上田綺世の今季23点目ヘッド弾を現地メディアが称賛! 世界的ストライカーとの“類似点”の指摘も

「頭による絶妙なボールコントロール」 上田綺世の今季23点目ヘッド弾を現地メディアが称賛! 世界的ストライカーとの“類似点”の指摘も

4月12日に行なわれたオランダ・エールディビジ第30節、フェイエノールトはNECナイメヘンと1-1で引き分けた。このアウェーマッチで上田綺世は先制ゴールを挙げ、今季通算得点を23に伸ばしている。

 18分のCK、背番号9はマーカーより頭ひとつ高い位置でヘディングし、コントロールされたシュートをゴール左隅に流し込んでネットを揺らす。残念ながらその後、アディショナルタイムにホームチームの同点を許してしまったため、3試合ぶりの得点は勝点3をもたらすものとはならなかったが、88分に交代でベンチに退くまでには、わずかにクロスバーを越えた打点の高いヘディングシュートなど、幾つものプレーで存在感を示した。

 データ専門サイト『FOTMOB』によれば、ボールタッチ40回、シュート3回(枠内1回、枠外2回)、パス14回(成功10回)、ドリブル1回、ボールロスト2回、タックル3回、ボール奪取3回、地上デュエル11回(勝利8回)、空中デュエル13回(勝利7回)、被ファウル5回、ファウル1回というスタッツを記録している。
  このヘッド弾について、クラブはSNSで「何というヘッドだ!」と賛辞を贈った。現地メディアの評価も高く、日刊紙『de Telegraaf』は「アニス・ハジ・ムサが蹴ったCKに見事なヘディングで合わせた“得点王”は23点目。頭でのゴールは9つ目である」と伝え、オランダ公共放送『NOS』は「エールディビジの得点ランキング首位を走るストライカーの、頭による絶妙なボールコントロール」とこのプレーを表現した。

 またクラブの地元ロッテルダムの日刊紙『AD』も、「やはりフェイエノールトにとっては上田だ。日本人FWがCKから見事なヘディングでゴールを決めた。GKゴンサロ・クレッタスは完全にノーチャンスで、たとえポスト際に誰かが立っていたとしても、このシュートはそのままネットに突き刺さっていただろう。より試合に上手く入り込んでいたフェイエノールトにとっては、当然の先制点だった」と、レポートを綴っている。 なおこの一戦では、上田が関与したプレーが大きな物議を醸す事態にもなった。50分、上田がDFからのロングフィードを受け、左足でトラップしてGKとの1対1の場面を迎えそうになるも、マーカーのフィリップ・サンドラーに背後から倒された場面だ。当初、セルダル・ギョズビュユク主審はこれを流したが、VARの指摘を受けた結果、ファウルを認めた。しかし、サンドラーに掲示されたのがイエローカードだったため、レッドカードを主張するロビン・ファン・ペルシー監督を激怒させた。

 フェイエノールトの指揮官は「信じられない。これは酷い。このレベルであってはならないプレーだ」とスポーツ専門チャンネル『ESPN』のインタビューで主張したが、同メディアは主審が「GKが近い場所にいた」点を判定の理由としたと報じ、また『de Telegraaf』紙は「ギョズビュユクがイエローカードに止めた理由はおそらく、上田がボールを完全にコントロールしていたわけではなく、決定的な得点機会の阻止とは判断しなかったためである」との見解を示している。

 この件には関係者、有識者ら多くの人々が言及しており、退場が妥当だったという意見が多いようだ。この中でRKCヴァールヴァイクのFWミヒル・クラーメルは「(今節の)ヘラクレス対アヤックスを見たが、日本人の選手(冨安健洋)にはレッドカードが出た。今回とかなり似たような状況だったのに、なぜ彼は退場になったのか? 私が言いたいのは、審判ごとに判断がバラバラだということだ」と指摘した。
  さて話題を上田自身に戻すと、今回のゴールでまた一歩リーグ得点王に近づいた日本代表ストライカーだが、それゆえに今季を終えればオランダを去る可能性は高いとサッカー専門メディア『FOOTBALL TRANSFERS』は予想。そして、フェイエノールトが彼の後釜を確保する必要性があると指摘する上で、「同タイプの選手だとすれば、ロベルト・レバンドフスキ(バルセロナ)のような存在を探さなければならない」と記している。

 そしてこの2人について、「非常に似たタイプのストライカーであり、オランダのデータ分析会社『SciSports』によると、両者の類似度は99%に達しているという。つまりフェイエノールトは、すでにレバンドフスキのような存在をチームに抱えているとも言える。2人はいずれも、『ポーチャー』と呼ばれるプレースタイルに最も近いとされる。このタイプの特徴は、主にペナルティーエリア内での攻撃に多く関与する点にあり、サイドからのクロスを仕留める能力は大きな強みのひとつである」と評した。

構成●THE DIGEST編集部

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配信元: THE DIGEST

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