
刺殺された善良な弁護士をめぐり容疑者として浮上した一人の男。彼は、「私がやりました。“すべての事件”の犯人は私です」と自供し、事件は解決したはずだった。しかし、容疑者の息子、倉木和真(松村)と、被害者の娘、白石美令(今田)は、互いの父の言動に違和感を抱く…。
今回、物語の鍵を握る追加キャスト2名が発表された。三浦友和が容疑者、倉木達郎役を演じ、中村芝翫が被害者、白石健介役を務める。三浦は「本作は、削ぎ落としたというよりも絞り込んでいて、すごく重みのあるものになっています」と脚本のすばらしさに感動したとコメント。中村は「大変に奥深い人の心のひだ、また思いのひだを皆様にも存分に味わっていただけたらと思います」と熱いコメントを寄せ、太鼓判を押す。長年一線で活躍する実力派俳優の三浦と中村が、物語のカギを握る主役二人の「父」を演じ、重厚な人間ドラマを紡ぎだす。
今回、解禁された特報映像は、容疑者、倉木達郎(三浦)の「全部、私がやりました」という自供から幕を開ける。解決されたと思われた、善良な弁護士、白石健介(中村)の殺人事件に疑問を持つのは、容疑者の息子、和真(松村)と被害者の娘、美令(今田)。二人はそれぞれの立場で葛藤しながら、ある疑問にたどり着く。そして二人が出会ったとき、「あなたのお父さんは嘘をついていると思います」と、緊張感の走る言葉が放たれる。出会うはずのない二人が“父の真相”という共通の謎に迫ったとき、物語は誰もが予想しない新たな局面へと動きだす。予測不能なミステリーの幕開けに、期待感が膨らむ映像となっている。
あわせて、タイトルを象徴する<白>と<黒>のコントラストのなかで羽が舞うティザービジュアルが解禁となった。真っ直ぐな視線で訴えかける和真と美令、対極の立場にいる2人をとらえた緊迫感を物語るデザインとなっている。
2人にはどんな運命が待ち受けているのだろうか?豪華キャストと実力派制作陣が結集した一作に期待が高まる。
■<キャストコメント>
●三浦友和(倉木達郎役)
「原作を発売当時に読んでいたこともあり、オファーを受けた際は、こんな厚い本をどう脚本にするんだろうと思いましたが、削ぎ落としたというよりも絞り込んでいて、すごく重みのあるものになっています。倉木達郎は、本作のカギを握る人物ですので非常に難しく、彼の真意は映画を観ていただくしかないと思っています。岸監督からは生い立ちから現在に至るまでのすべてを細かい字で書いた資料をもらい、熱心に人間像をご説明いただき感動しました。今回の見どころは、刑事や探偵ではなく、容疑者の息子と被害者の娘が事件をひも解いていくところです。その二人の関係性が後々どうなっていくのかも、ぜひ劇場で体感していただきたいです」
●中村芝翫(白石健介役)
「久しぶりに映画に出させていただきまして、やっぱり現場がいいですね。現場に流れている空気感がとても心地よく、ゆっくり監督とも話すことが出来てキャメラマンも大変すてきですし、すばらしい時間でした。岸監督にはとても細かくいろんなことを教えていただきました。監督の持ってるおもちゃだとか、僕の持ってるおもちゃを子ども部屋でひっくり返してね、どれで遊ぶか、どのルールでやるか決めていくのが楽しいんですね。東野圭吾先生の物語は優れているので、まさにCUBEの世界というような、どうしても側面だけを僕ら人間っていうのは色々なもので見てしまうんですけども、他の側面も見える作品という感じがすごくしましたね。大変に奥深い人の心のひだ、また思いのひだを皆様にも存分に味わっていただけたらと思います」
文/鈴木レイヤ
