
【問題】
「松」も「明」も小学校で習う簡単な漢字です。しかしこの二文字が組み合わさると、想像もつかない読み方に変身します。
★ ヒント
暗い夜道を照らすために火をつけて持ち歩く道具です。時代劇や祭りの場面でよく登場します。
【解説】

「松明」は「たいまつ」と読みます。古来、松の木は油分(松脂)を多く含むため、火をつけると明るく長時間燃え続けることから、照明として重宝されてきました。「松」で「明るくする」道具、まさに漢字の意味そのままの組み合わせです。「たいまつ」の語源は「焚き松(たきまつ)」が転じたものとされています。日本各地の祭りでは今でも松明が使われ、奈良の東大寺で行われる「お水取り」の巨大な松明は特に有名です。英語では「torch」にあたり、オリンピックの聖火リレーも松明の文化が起源とされています。身近な漢字の組み合わせなのに読めない、典型的な難読熟語です。
松で明かりを灯すから「松明(たいまつ)」、由来を知ると納得の漢字ですね。次回も身近なのに読めない漢字クイズをお届けします!



