
劇場版最新作「名探偵コナン ハイウェイの堕天使」(大ヒット上映中)の公開を記念して、「金曜ロードショー」(日本テレビ系)では4週連続で劇場版の過去作を放送中。また、動画配信サービス・Huluでも【旋風の超加速(フルスロットル)】プロジェクトと題して、劇場版の過去作や関連作など全28作品の見放題を順次配信している。そこで本記事では、劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像 (フラッシュバック)」などおすすめの作品をいくつかピックアップ。それぞれのあらすじや見どころを紹介していく。
■普段はお調子者の小五郎が覚醒する劇場版「名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)」
青山剛昌氏による原作コミックスは108巻を超え、全世界累計発行部数は2.7億部を突破、テレビアニメシリーズも放送1,100回を超えている『名探偵コナン』シリーズ。そんな本シリーズの劇場版最新作『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』が4月10日より大ヒット上映中だ。
最新作の舞台となるのは、神奈川・横浜。コナン(CV:高山みなみ)たちがバイクの祭典「神奈川モーターサイクルフェスティバル」に向かっていると、暴走する謎の“黒いバイク”が現れる。そのバイクを追うのは、神奈川県警交通機動隊の白バイ隊員で“風の女神”の異名を持つ萩原千速(CV:沢城みゆき)。その後、都内に再び“黒いバイク”が出現し、“風の女神VS黒き堕天使”による史上最速バトルミステリーが幕を開ける――。
4週連続で劇場版の過去作を放送中の「金曜ロードショー」では、4月10日に前作となる劇場版「名探偵コナン 隻眼の残像 (フラッシュバック)」(2025年公開)がノーカットで初放送され、放送直後からHuluとAmazonプライムの2社で独占配信がスタート。興行収入147億円を記録した本作は、探偵・毛利小五郎(CV:小山力也)の警視庁時代の同僚で、かつての雪崩事件を調査していた男からの連絡をきっかけに、公安警察も動き出す大事件へと発展していく――。
キーパーソンとして登場するのは、ある事件を捜査中に雪崩に巻き込まれ、隻眼になってしまった長野県警の大和敢助(CV:高田裕司)。さらに、そんな彼に想いを寄せる上原由衣(CV:小清水亜美)や、大和が行方不明になった事件を単独で追ったことで所轄に飛ばされてしまった諸伏高明(CV:速水奨)も登場する。複雑に絡み合う事件と人間関係の中で、それぞれが事件解決へと奔走していく姿に注目だ。
また、小五郎が涙を流す姿など、普段はお調子者の小五郎が覚醒し、活躍するシーンも見どころの一つ。さらに本作では、司法取引制度にも切り込んでおり、エンターテインメントとしての魅力に加え、社会的テーマにも目を向けた作品に仕上がっている。
■服部平次VS怪盗キッドの対決が繰り広げられる劇場版「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」
興行収入158億円を記録した、シリーズ史上最大のヒット作となる劇場版「名探偵コナン 100万ドルの五稜星 (みちしるべ)」(2024年公開)も注目作の一つだ。物語の舞台は北海道・函館。新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀“星稜刀”を狙って、怪盗キッド(CV:山口勝平)から予告状が届いた。同じ頃、剣道大会で北海道に来ていたコナンや服部平次(CV:堀川りょう)たちは、キッドと対決するうちに、ある事件に巻き込まれていく――。
本作では、キッドをはじめ、平次や遠山和葉(CV:宮村優子)など、本編でも人気の高いキャラクターが登場。平次VSキッドの対決シーンに加え、平次と和葉の恋の行方まで盛り込まれており、ドラマ性を一層引き立てている。さらに、平次に想いを寄せる大岡紅葉(CV:ゆきのさつき)や、TVアニメシリーズにも登場していた剣道の達人、六代目・沖田総司(CV:遊佐浩二)など、“関西組”も多数参戦する。
劇場版「名探偵コナン 紺青の拳 (フィスト)」(2019年公開)以来、約5年ぶりの登場となったキッド。普段とは異なり刀を用いた近接戦シーンや、平次に追い詰められてモノクルが外れる場面など、キッドファンにとっても見逃せない一作となっている。

■安室&赤井が拳を交わす劇場版「名探偵コナン 純黒の悪夢 (ナイトメア)」
TVアニメシリーズでもお馴染みの人気キャラ、安室透や赤井秀一の活躍を楽しめるのが劇場版「名探偵コナン 純黒の悪夢 (ナイトメア)」(2016年公開)だ。
物語は、警察庁に侵入したスパイの女を追うシーンから幕を開ける。公安警察の安室透(CV:古谷徹)とFBIの赤井秀一(CV:池田秀一)が追跡するが、赤井の銃撃によりスパイの車は橋の下へと転落し、取り逃がしてしまう。その翌日、水族館を訪れたコナンたちは、記憶喪失のオッドアイの女性と遭遇。この出会いをきっかけに、やがて黒ずくめの組織との全面対決へと発展していく――。
シリーズにおける“最大の敵”であり、工藤新一を幼児化させた国際的犯罪組織“黒ずくめの組織”が登場する本作。コナンたちが出会った記憶喪失の女性の特徴から、元組織の科学者・灰原哀(CV:林原めぐみ)は、彼女が組織のNo.2“ラム”ではないかと怯える。謎に包まれた“黒ずくめの組織”と女性の関係性、そしてコナンとの緊迫した全面対決は大きな見どころと言えるだろう。
また、観覧車の上で繰り広げられた安室と赤井の格闘シーンも注目ポイントの一つ。安室と赤井は共に組織に潜入していたスパイでありながら、ある因縁を抱えている。そんな2人が足場の悪い観覧車の上で、拳を交わすアクションシーンは迫力満点だ。

■“3つの顔”を持つ灰原哀にフォーカスした劇場版&TVシリーズ特別編集版
『名探偵コナン』シリーズを語るうえで欠かせないキャラクターの一人・灰原哀。彼女にフォーカスした作品もこれまでに上映・放送されてきた。
例えば、劇場版「名探偵コナン 黒鉄の魚影 (サブマリン)」(2023年公開)では、コナンと同じく薬によって幼児化した灰原のもとに、黒ずくめの組織の影が迫るストーリーが展開。また、TVシリーズ特別編集版「名探偵コナン 灰原哀物語 ~黒鉄のミステリートレイン~」では、そんな灰原の過去に切り込むエピソードが描かれる。

“灰原”こと宮野志保は、かつて“シェリー”というコードネームで組織に所属しており、毒薬APTX(アポトキシン)4869を開発した科学者だった。しかし、組織による姉・明美の殺害をきっかけに反発し、監禁されてしまう。絶望した彼女は脱出を図るため自らAPTX4869を服用し、幼児化。自身を“灰原哀”と名乗り身を隠すが、組織の影は徐々に迫っていく――。
有能な科学者としての顔、過去に縛られた一人の少女としての顔、そして仲間とともに生きる現在の姿…。TVシリーズ特別編集版「名探偵コナン 灰原哀物語 ~黒鉄のミステリートレイン~」は、この“3つの顔”を持つ灰原というキャラクターを深く掘り下げた作品となっている。

なおHuluでは、劇場版全過去作を順次配信中のほか、「名探偵コナン 警察学校編 Wild Police Story」「名探偵コナン 江戸川コナン失踪事件 史上最悪の二日間」「まじっく快斗」などの関連作品も多数配信中。さらに、劇場版最新作をより楽しめる“特別セレクション”として、「風の女神 萩原千速&神奈川県警セレクション」「疾風の拳撃!世良真純・赤井一家セレクション」「絆と秩序の捜査録!警察学校&警視庁セレクション」など、TVシリーズの中から“最新作の登場キャラ”に関連する話数を特別配信している。

