4月14日のロッテ戦で、早くも失策数は両リーグ最多の6に――。
日本ハムの清宮幸太郎は7回の一塁守備でゴロをそらすエラー。9回表の打席で手に死球を受け、その裏の守備で清水優心に交代した。ところが新庄剛志監督は、この交代を次のように説明。
「死球で代えたわけじゃない。守備で交代させた。守備イップスだから、代えておこうって」
野球解説者の高木豊氏は、15試合を終えた時点での清宮の6失策を、自身のYouTubeチャンネル「高木豊 Takagi Yutaka」の4月15日の動画で、次のように論評している。
「ここまで短期間に6つもやっちゃうと、怖くなるよね。ボールに対しての恐怖感が出てくるよ。そういうことで体が硬くなったりだとか、手が動かなくなったりだとか、足が動かなくなったりだとかするよね。でもファーストの6失策っていうのは相当、重症だと思うよ」
捕ってもないのに前に前に行こうとする
その上で、新庄監督が指摘した「守備イップス」の説明に深く同意するのだった。
「ボールに対して上体が前に突っ込みすぎてるよ。上体が被っていくと、手足が動かなくなる。そういうのがイップスだと思うけどね。手も動いてないし、捕ってもないのに、前に前に行こうとするじゃん。あれ、完全にイップスだよな。例えば日本ハムが打てないチームで、清宮しか打てないとかなってくると(監督は)考えるよね。だけどこれが、みんな打てるからさ、危ないのは代えられるってことだよね。守備での失点っていうのは大きなリスクになるから。これ勝ってるからいいけど、このエラーで負け出してみ。精神的にきて、バッティングの方にも影響出てくるから」
清宮はここまでの15試合でリーグトップの5本塁打、13打点、打率3割5厘。優勝候補に挙げられている日本ハムは、1位・ソフトバンク(10勝5敗)、2位・楽天(8勝6敗1分)に続き、8勝7敗でオリックスと同率の3位につけている。まだまだ序盤戦だが、清宮のイップス克服がチーム躍進には欠かせないのだ。
(所ひで/ユーチューブライター)

