
3大会連続でW杯を逃したイタリア、セリエA王者を率いる名将が再登板の可能性 クラブ会長は早期決断を要求「自分がつくり上げたものを台無しにする」
3大会連続でワールドカップに出場できなかったイタリアは、代表チームを率いる新監督が誰になるか注目されている。当初から候補のひとりとして取りざたされているのが、名将アントニオ・コンテだ。
コンテは2014年夏から2年にわたってアッズーリ(イタリア代表)を率いた経験を持つ。EURO2016では、決して前評判が高くなかった戦力だったにもかかわらず、ベスト8に導いて賛辞を集めた。
現在は2024-25シーズンから指揮をとるナポリで2年目。だが、ジェンナーロ・ガットゥーゾ前監督が退任して以降、コンテは「自分が連盟会長ならコンテの名前を考える」と、代表復帰への意欲をほのめかしている。
ただ、イタリアサッカー連盟はトップが不在の状況だ。ガブリエーレ・グラビーナ前会長が辞任し、6月22日に後任を選ぶ新会長選手が行われる予定。新監督が決まるのはそれからだろう。
もしもその後、コンテが代表監督就任を決断した場合、現セリエA王者のナポリは新シーズン開幕まで約2か月という状況で指揮官を失うことになる。当然、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長にとっては受け入れられない事態だ。
『Gazzetta dello Sport』紙によると、同会長は「コンテは非常にまじめな人間だ。私と契約を結んでいる。土壇場で私を見捨てることはないだろう」と話している。
「それをしたら、彼は自分でつくり上げたものを台無しにすることとなる。すぐに決断するなら、私は代役を見つけるための時間がある。そうでなければ、コンテがナポリを去ることはない」
ナポリを離れて代表に向かうことには扉を開けても、ぎりぎりまで待つつもりはないという意思表示だろう。逆に言えば、コンテは連盟人事や代表に関する計画が確実でないなかで決断を下さなければならなくなる。
コンテは指導者キャリアを通じ、低迷したチームを立て直す力が評価されてきた。4大会連続予選敗退を避けたいイタリア代表も復活させられるのか。まずは決断のときが待たれる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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