
ブラッドリー・クーパー監督の最新作「これって生きてる?」が4月17日(金)に公開される。公開に先駆け、本編映像「大人の本音」編が解禁された。
■大人たちに愛する勇気を伝える物語
二人の子どもにも恵まれ、順調なはずだった夫婦のアレックスとテス。中年にさしかかり、置き去りにしてきたそれぞれの夢が結婚生活を終わりに向かわせる。失意の中、ニューヨークの街でふと足を運んだコメディクラブで偶然舞台に立つアレックス。夫婦の赤裸々な関係を“笑い”に変えながら、新しい生きがいを見つけていく。
本作は俳優のみならず、監督としても活躍するブラッドリー・クーパーの最新作。主人公・アレックスを演じるのは、エミー賞に4度ノミネートされた名優ウィル・アーネット。妻のテスを演じるのは、「マリッジ・ヒストリー」(2019年)でアカデミー賞を受賞したローラ・ダーン。
リアルなニューヨークを舞台に、今を生きる悩める大人たちに、愛する勇気を伝える物語となっている。
■主人公アレックスの友人クリスティーンも結婚生活への不満を語る
公開されたのは、主人公のアレックスに対して長年友人であるクリスティーンがひそかに抱えていた本音を語るシーン。
すれ違いから、順風満帆だった結婚生活が終わりを迎えようとしている中で、偶然にも自分がスタンダップコメディのステージに立っていることが妻・テスに知られてしまったアレックス。赤裸々にこれまでの夫婦生活をステージで語ってきたことで、自身の心境に変化が生まれ、テスとの関係にも変化が生まれていた。
そんな時に友人夫婦の家を訪れたアレックスだが、テスの親友で長年の付き合いがあるクリスティーンから突然「私があなたを嫌う理由」を明かされる。長年付き合いがあるからこそ、若い頃から自由で活動的だったアレックスに自分を重ねていたというクリスティーン。離婚の危機を迎えているアレックスに対して「衰えていくあなたを見ると、魅力的だった昔の姿が心に浮かぶ」と明かす。
クリスティーン自身も子どもたちが巣立ったあとで、自分がすでに若くないという事実に気づき、「結婚はクソだって」と結婚生活に対する後悔が爆発。さらに「結婚に葬られたのよ。あなたもそうだし、私も同じ道を進んでる」と自分とアレックスを同類だと語る。「あなたに自分を見るからつい攻撃してしまう」と、アレックスに告白してきた理由を明かした。
それぞれ同じように夫婦生活に不満を持ち、離婚の危機を迎えていたアレックスとクリスティーン。しかし、アレックスはステージで不満や怒りを観客に向けて話すことで、カウンセリングのように自身に起きたことを整理した。一時は最悪だったにもかかわらず屋根裏部屋で寝るテスのもとを忍び足で訪れるほど、夫婦関係にも変化をもたらしている。
この会話は、スタンダップコメディとの出会いがあったアレックスと、そうではないクリスティーンの対照的な心情を描いている。本映像はその一幕を切り取ったものとなっている。
クリスティーン役のアンドラ・デイについて監督は「彼女が断るだろうということはわかっていましたが、彼女にオファーしなければならなかったのです」とこだわりを明かしている。監督が「この役は小さなものになるだろうけど、こういう内容です。私と一緒にやってくれませんか?」と願い出て実現したキャスティング。物語の重要な役どころとなっている。


