
名門の不振は日本人エース放出の影響 宿敵OBの元プレミア戦士が指摘「ゴールゲッターが必要だった」
過去を振り返るのは禁物だ。それでも、古橋亨梧の移籍は選手とセルティックの双方にとって良い結果につながらなかったとの見方は少なくない。
2021年夏、アンジェ・ポステコグルーに引き抜かれ、ヴィッセル神戸からセルティックに移籍した古橋は、加入当初からゴールを量産。すぐにグラスゴーのアイドルとなった。
昨季途中に退団するまで、小柄なエースは3シーズン半で165試合に出場し、85得点をマーク。宿敵レンジャーズとのダービーやカップ戦決勝といった大一番で勝負強さを見せ、数々のタイトル獲得に貢献した。レジェンドのヘンリク・ラーション以来となるストライカーだったとの声も多い。
しかし、レンヌに移籍してからの苦境は周知のとおりだ。フランスでは出場機会を得られず、半年で再移籍を決断。チャンピオンシップ(イングランド2部)のバーミンガムに加わったが、ここでもセルティック時代の輝きは取り戻せなかった。
一方で、セルティックも厳しい状況に直面している。昨季は前田大然のブレイクで連覇を遂げたが、今季は不安定な成績で監督交代を繰り返した。33節を消化し、首位ハーツに3ポイント差、2位レンジャーズに2ポイント差の3位だ。
特に最前線は古橋の退団以降、エースとなるアタッカーが不在という状況が続く。昨夏はアダム・イダも放出しながら代役確保が進まず、マーケット終了後にケレチ・イヘアナチョを獲得。だが、今季のリーグ戦で4得点にとどまっている。
『Football Insider』によると、プレミアリーグでもプレーした元スコットランド代表のスティーブン・ネイスミスは、『BBC Sportscene』で「セルティックファンの誰もが、キョウゴが去ってからここ3回の移籍市場でゴールゲッターが必要だったと言うだろう」と話した。
「それが、移籍市場が終わってからイヘアナチョを獲得しに行かなければならなかった。そして彼はフィットネスを整える必要があり、そしてケガをした。彼は本当にゴールを決めるだけのクオリティを持つ選手だと思う。だが、フィットネスと負傷歴が良くない。そしてセルティックの現状につながっている」
昨冬の移籍市場では、セルティックが古橋復帰を狙っているとの報道が世間を賑わせた。だが、マーティン・オニール監督は、バーミンガムでの再起に意気込む選手が拒んだと示唆している。両者は“復縁”すべきだったのだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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