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「下位大会にも必要であれば出る」低空飛行が続く元世界3位のチチパスが考える再起へのアプローチ<SMASH>

「下位大会にも必要であれば出る」低空飛行が続く元世界3位のチチパスが考える再起へのアプローチ<SMASH>

男子テニス元世界ランキング3位のステファノス・チチパス(ギリシャ/現67位)が、度重なる早期敗退とランキングの大幅な下落を受け、下位カテゴリー大会への出場を増やすことを、テニス専門の配信サービス『Tennis TV』のインタビューで示唆した。

 2021年全仏オープンと23年全豪オープンの四大大会2大会で準優勝を経験し、マスターズ1000で3勝、さらには19年のシーズン最終戦「ATPファイナルズ」を制した輝かしい実績を誇る27歳のチチパス。しかし昨年2月の「ドバイ選手権」(ATP500)でツアー12勝目を飾って以降は低空飛行が続いている。

 今季もここまで11勝8敗と苦戦。クレーコートシーズンに入ってからも光明を見出せていないのが現状だ。過去3度の優勝を誇る「ロレックス・モンテカルロ・マスターズ」(モナコ/ATP1000)では1回戦でフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン/現19位)に敗れ、今週出場した「BMWオープン」(4月13日~19日/ドイツ・ミュンヘン/ATP500)でもファビアン・マロジャン(ハンガリー/現42位)に初戦敗退を喫した。

 来週更新される世界ランキングでは75位以下までさらに順位を落とすことが見込まれているチチパスだが、引退を考えるほど深刻だった背中の痛みは乗り越えつつあるだけに、ここで踏みとどまりたいところ。一刻も早いランキング回復に向け、今後は元トップ選手としてのプライドにとらわれず、大会のレベルを落としてプレーする必要性も感じていると27歳は認めた。とはいえ、本人は前向きな姿勢を崩していない。
 「今は日々のトレーニングを妨げるような痛みはもうない上に、特に何かに悩まされているわけでもないから、フラストレーションは感じていない。むしろ今こそ自分のプレーを向上させ、本来いるべき位置に戻るための土台を再び築くには絶好の状況だと思っている。ここまでは順調にきているし、また勝利を重ねられるようになれればと考えている」

そして苦しい現状を打開すべく、ATP250などの下位大会への出場増加を検討していると明かした。

「今は色々な大会で早い段階から強い相手と当たる可能性があることは理解している。簡単なことではないけど、そういう状況も受け入れているし、本来の自分に戻るためには必要なプロセスだと思っている。ATP250のような下位大会にも必要であれば出るし、追加で大会に出場する必要がある場合もそうするつもりだ。試合をこなすことが、以前の自分を取り戻す助けになるはずだ。これまでもより多くの試合をこなすことで、プレー感覚をつかめることが多かった。今後数週間は、それが必要になると思う」

 その上で、「できるだけ多くの大会に出場したいとは思っているが、どの大会を選ぶかは慎重に判断したい」と語った悩める27歳。最近は下位大会もレベルが上がっており、再起ロードは決して甘くはないだろうが、ここからの巻き返しに期待したい。

【動画】得意のモンテカルロで初戦敗退を喫したチチパスのプレー

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配信元: THE DIGEST

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