日本のエースに隣国メディアからも絶賛の声だ。
ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸は現地4月14日、本拠地ニューヨーク・メッツ戦に先発登板し、7回2/3(104球)を投げて1失点、被安打4、7奪三振、1四球と好投した。勝ち星こそつかなかったものの、ナ・リーグ首位のクオリティスタート4回、K/BB7.00を筆頭にリーグトップ級の成績を残している。
今季は防御率0.50、被打率.113など異次元の数字を叩き出している大谷翔平の活躍に注目が集まるが、韓国メディア『OSEN』は現地記者の記述を引用しつつ、山本のサイ・ヤング(CY)賞受賞の可能性に言及した。
同メディアによると、ニューヨークの地元紙『New York Post』の有名記者ジョン・ヘイマン氏は「山本は過小評価されている。(デトロイト・タイガースのタリク・)スクーバルや(ピッツバーグ・パイレーツのポール・)スキーンズと並んで、最優秀投手の議論に含めるべきだ」と現CY賞の両投手の名前を引き合いに山本の実力を評価したと説明。CY賞受賞の可能性を示唆した。
また『OSEN』は歴史上、アジア人投手がCY賞に輝いた例は無いと説明。投票では2位が最高であり、2006年のワン・チェンミン(台湾/当時ニューヨーク・ヤンキース)、13年のダルビッシュ有(当時テキサス・レンジャーズ)、19年のリュ・ヒョンジン(当時ドジャース)、20年のダルビッシュ(当時シカゴ・カブス)、同年の前田健太(当時ミネソタ・ツインズ)など4人が2位に入ったものの、1位票を得たのはリュ・ヒョンジン(1票)と20年のダルビッシュ(3票)のみ。僅差での落選ですらない、というのが現状だ。
しかし『OSEN』はその歴史に終止符が打たれる可能性を示唆。MLB公式サイトが今回の山本のピッチングに、上質さを意味する「Vintage」という表現を用いた点に注目し、「リュ・ヒョンジン以降、アジア人投手に久しぶりにヴィンテージという修飾語がついた」として、山本が同国のスター投手以来の逸材だと強調した。
そして「(CY賞は)リュ・ヒョンジンでも獲得できなかった賞だが...山本が達成するのだろうか」とアジア人史上初の栄誉に近づいている現状に期待を込めた。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】山本由伸が守備でも魅せた! 華麗なジャンピングキャッチ
【記事】「バケモノだ」大谷翔平が毎回10Kの快投劇、ついに防御率0.50…投手専念での圧巻パフォに全米震え「サイ・ヤングモード突入だろ」
【動画】大谷翔平が課した“難題”に見事応えた!25歳捕手の圧巻グランドスラム

