
【問題】
のどの炎症でお世話になる病院で耳にするあの言葉、実は「アーモンド」を意味する漢字表記でもあるのです。身近な場面で何度も聞いているのに、漢字で書かれると戸惑う人が多い熟語です。
★ ヒント
「〇〇〇〇腺」といえば、のどの奥にあるリンパ組織のこと。もともとはアーモンドの和名で、形が似ていることからその名がつきました。「扁」は「平たい」、「桃」はそのまま「もも」を意味します。
【解説】

「扁桃(へんとう)」は、アーモンドの和名であり、のどの奥にあるリンパ組織「扁桃腺」の名前の由来にもなっています。「扁」は「平たい」を意味し、「桃」は果物の桃を指すので、直訳すると「平たい桃」となります。アーモンドの実の形が平たい桃に似ていたことから、この漢字が当てられました。のどの扁桃腺も、その形がアーモンドに似ていることから名付けられたのです。ちなみに医学的には「扁桃腺」ではなく「扁桃」が正式名称で、実際には「腺」ではないことが分かったため、現在では「腺」を付けないのが正確とされています。日常では「扁桃腺が腫れた」という表現があまりに定着しているため、今でも広く使われています。アーモンドの漢字表記を知ると、のどの扁桃との意外なつながりが見えてくる面白い熟語です。
身近な言葉の漢字表記には、思わぬ発見が隠れています。次回も「えっ、こう書くの?」と驚く難読漢字をお届けしますので、お楽しみに!



