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「輝きをすっかり失っている」 3連敗のリバプールに対して海外メディアが厳しい指摘…サラーの不調、脆弱な守備、そして2年前の「争奪戦敗北」 の影響が

「輝きをすっかり失っている」 3連敗のリバプールに対して海外メディアが厳しい指摘…サラーの不調、脆弱な守備、そして2年前の「争奪戦敗北」 の影響が

現地時間10月4日に行なわれたプレミアリーグ第7節で、リバプールはチェルシーに1-2の敗北を喫し、公式戦での連敗は3に伸び、首位からも陥落している。

 敵地での一戦、14分に自陣でドリブルを開始したモイセス・カイセドに十分なプレスを仕掛けられないまま強烈なミドルでの先制ゴールを許した「レッズ」は、63分に右からのクロスをアレクサンデル・イサクが落としたところをコディ・ガクポが詰めて同点とした
。しかし、勝点1を分け合うかと思われたアディショナルタイム5分、マルク・ククレジャのクロスをファーポストのエステバンに角度のないところから決められてしまった。

 リーグ開幕戦から公式戦7連勝を飾った後の思わぬ急ブレーキを受けて、アルネ・スロット監督は「夏にはチームに多くの変化があった。選手たちはそれぞれ違うタイミングで加入し、先週はほとんど練習時間が取れなかった。それでも我々は、新加入の選手たちをチームに上手く組み込もうとしている。今日の我々は勝利に値した、引き分けは十分に可能であり、それに値したと思う。チームにとって、今夏に起こった全ての出来事を考慮すれば、非常に良いシーズンのスタートだったと言えるだろう」と、今季ここまでを振り返っている。
  スポーツ専門チャンネル『ESPN』は、「この敗戦は、リーグ連覇を目指すリバプールにとって大きな痛手となるだろう。スロット監督の下では初の3連敗で、リーグで連敗を喫するのも2023年3、4月にボーンマス、マンチェスター・シティに敗れて以来、2年以上ぶりだ。ここまでの多くの試合で、終盤の劇的ゴールに救われてきたチームは、ここ2試合続けてその“報い”を受けている。まだ完全な『危機』とまではいかないものの、現在のリバプールは昨季のような王者の輝きをすっかり失っている」と厳しく報じた。

 また、「夏の移籍市場で約4億5000万ポンド(約896億円)を費やしたチーム再編の影響を考えれば、過渡期を迎えているのは当然かもしれない」と、指揮官同様に大きな陣容の変化に対応する苦労を認めながらも、同メディアは「王座を守るつもりなら、早急に解決策を見出す必要がある」とも指摘している。

 さらに具体的な問題点にも言及しており、不調のエース、モハメド・サラーについては、「それには、幾つかの要因がある。夏に加入したイサクとウーゴ・エキティケとの連係がまだ構築途上であり、そして今季開幕戦で涙を見せたように、ディオゴ・ジョタの悲劇的な死が与えた精神的影響も無視できない。とはいえ、どんな偉大な選手も時の流れには逆らえない。スロット監督は、サラーの不振が一時的なものだと信じたいだろうが、少なくとも現時点では彼の輝きは完全に失われている」と、衰えの始まりを示唆した。 また守備についても、「改善がなければ、王座を守るのは難しいだろう。今季、リーグ戦7試合で9失点、公式戦10試合でクリーンシートはわずか2試合しかない。彼らは開幕戦のボーンマス戦から、すでに守備の不安を見せていた。イブライマ・コナテは落ち着きを欠き、右SBの定位置が定まらない状態で守備陣全体の一貫性も失われている。昨夏に数多くの攻撃的タレントを獲得した一方で、クリスタル・パレスのマルク・グエイ獲得に失敗した代償が、週を追うごとに大きくなっている」と、厳しい見解を示している。

 この「補強の失敗」の指摘は、2年前の件にも及んでいる。このアウェーマッチでチェルシーの先制ゴールを決めたカイセドは、リバプールも獲得を望んだものの、争奪戦に敗れて獲得しそこなった因縁の存在であり、同メディアは「今回はその“代償”をまざまざと見せつけられる結果となった」と綴っている。

 これに同意するのがリバプールの地元紙『ECHO』であり、「アレクシス・マカリステル、ドミニク・ソボスライ、ライアン・フラーフェンベルフはいずれもリーグ制覇を果たしたシーズンの主力となり、遠藤航も随所で存在感を示した。いずれもユルゲン・クロップの“ラストサマー”を飾る素晴らしい補強だった。しかし、カイセドの獲得失敗は、今でもリバプールにとって悔やまれる出来事だろう」と指摘し、以下のように続けた。
 「スタンフォード・ブリッジでの前半、カイセドが中盤を完全に支配。彼が元ブライトンの同僚であるマカリステルのマークを軽々と外して先制点を叩き込んだシーンは、昨季のリバプールが中盤で誇っていた強さが、今年は脆さに変わっている事実を象徴していた。特にマカリステルは今、全く調子が上がっておらず、プレミアリーグ屈指の実力を誇るカイセドに全くプレスがハマらなかった」

 試合を支配し、味方に十分なスペースと時間をも提供したカイセドを、「リバプールが対処しきれない問題となった」と評した同メディアは、「フラーフェンベルフは万能型のMFとして、今季は得点力も磨き始めている。しかし、チェルシーにとってのカイセドもまた、同様の“完成された選手”だ。そして、この日の中盤対決には明確な勝者がいた」と記事を締めて、改めてかつて取り逃がした逸材の有能さと、その損失の大きさを強調している。

構成●THE DIGEST編集部

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配信元: THE DIGEST

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