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宮崎県初のポメラニアン警察犬「試験1年目で一発合格する犬はそうはいない」驚きの実力…飼い主の事情で手放された「ハク号」物語

宮崎県初のポメラニアン警察犬「試験1年目で一発合格する犬はそうはいない」驚きの実力…飼い主の事情で手放された「ハク号」物語

謝礼は数千円…それでも出動する理由

竹越さんはこれまで20年以上、様々な捜査活動に協力してきた。「警察からの出動要請は夕方の時もあれば22時や深夜2時や早朝4時など時間を問いません。いつ何時でも飛び起きて出動します」と言う。

「犬は起きたらすぐ動けるので、トイレを済ませてすぐ車に乗り込み現場へ向かいます。

数年前に花火大会後に、あるおばあちゃんが行方不明になったことがありました。付近に竹藪があり、一緒に出動した警察犬が『ワン!』と吠えたのですが、見つけられず。でもそこで再び吠えたので改めて捜索し発見されたことがありました。

行方不明後から3日後のことでしたが、おばあちゃんは生存しており、現場がホッとしたのを覚えています」

過去には2016年に茨城県警がトイプードルの「アンズ号」を警察犬に採用。アンズ号はもともと殺処分寸前の犬だった。2025年には京都府警でスキッパーキというベルギー産の小型犬の「シュトゥル号」が爆発物捜索の部門で合格し、警察犬になった。

小型犬はその機敏さと集中力で、あらゆる捜査で活躍するポテンシャルを持っているのだ。だが率直な話、その報酬が気になる。竹越さんに警察犬の報酬について聞いた。

「飼育費用や捜索現場への交通費などは自己負担ですし、事件を解決しても謝礼は数千円。こればかりは捜査の役に立ちたい一心です。決して報酬目当てではありません。

犬が賢くなって事件解決にも協力できて誰かの役に立つ。それだけが私たちの喜びです」

小さく愛らしい、だが頼もしい。ハク号の今後の活躍に期待したい!

取材・文/河合桃子 集英社オンライン編集部ニュース班

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