
【問題】
「託す(たくす)」でおなじみの漢字ですが、送り仮名が変わるだけで全く別の読み方になります。知っている漢字なのに読めない、そんなもどかしさを味わえる一問です。
★ ヒント
何かを口実や理由にして別のことをする、という意味の動詞です。「仕事にかこつけて飲みに行く」のように使います。「託す」とは送り仮名の位置が違います。
【解説】

「託ける」は「かこつける」と読みます。「託す(たくす)」という読みは広く知られていますが、「かこつける」と読む場合は意味が大きく異なります。「かこつける」は、あることを口実や名目にして別の行為をすることを意味します。例えば「出張にかこつけて観光する」のように使われます。語源は古語の「かこつ」で、不平を言う・嘆くという意味から転じて、何かのせいにする・口実にするという意味になりました。一つの漢字が送り仮名の違いで全く別の読み方と意味を持つのは、日本語の漢字の面白さの一つです。日常会話でも使う表現なので、覚えておくと教養が光ります。
同じ漢字でも送り仮名一つで読み方が激変するのが日本語の醍醐味です。次回も意外な読み方の漢字をご用意していますので、お楽しみに!



