本サイト記事の前編(4月19日9:30公開)で紹介した「オールスター感謝祭」(TBS系)での激怒事件は、島崎和歌子の番組愛と豪快さが余すところなく伝わるエピソードだが、その豪快さはなにもテレビの中だけにとどまらない。
芸能界きっての「酒豪伝説」の持ち主として広く知られる島崎は、プライベートの酒席で数々の逸話を残してきた。
有吉弘行によると、ノブ(千鳥)を交えた3人で寿司店に繰り出したところ、すだちサワーを飲み続け、朝5時に「店中のすだちが切れてしまいまして」と店員に告げられる事態に発展した。
有吉とノブが「もう帰りましょう」と腰を上げると、島崎は即座に一蹴した。
「なんで? まだ行くわよ!」
「もう店やってませんよ」
そう言い訳しながら2人が逃げるように帰宅すると翌朝、島崎からメールが届く。
「あんたたち逃げたから、1人でイートインで飲んでたわよ」
なんと朝8時まで、1人でイートインスペースに居座っていたというのだから、その底なしぶりには脱帽するしかない。
博多大吉も島崎に翻弄されたひとりだ。ロケ終わりの夜9時に「お疲れでしょ。30分か1時間くらい、飲みに行かない?」と誘われたのを機に、気づけば4軒目。朝5時半まで付き合わされることに…。
「生贄」で呼んだ後輩芸人が羽交い絞めにしている間に…
大吉が回想する。
「バーの途中から氷を手づかみで使い出したから『あれ、雲行きが怪しいな』って思って」
帰ろうとするたびに「どこ行くの?」と全ての行動にレーダーを張ら
りめぐらされ、後輩芸人を「生贄」に呼んでも脱出は叶わず。最後は「後輩芸人に羽交い締めにされている島崎に手を振る」という壮絶な幕切れだった。
なお、ロケ終わりに島崎のマネージャーが「ご武運を」という表情で足早に帰っていったのも、今となっては納得のひと幕だったと、大吉は苦笑いするのだ。
出川哲朗に至っては、和田アキ子ファミリーの飲み会から午前4時にようやく解放され、「朝からロケがある」と帰宅しようとした瞬間、「もう1軒行こうぜ。ロケバスで寝ればいい!」と股間をギュッとつかまれ、強制連行されたという強烈なエピソードが残っている。
(坂下ブーラン)
1969年生まれのテレビディレクター。東京都出身。専門学校卒業後、長寿バラエティー番組のADを経て、高視聴率ドキュメントバラエティーの演出を担当。そのほか深夜番組、BS番組の企画制作などなど。現在、某アイドルグループのYouTube動画を制作、視聴回数の爆発を目指して奮闘中。

