
イタリアでも骨粗鬆症を患う女性は多いようです。40代半ばを過ぎて骨密度の検査をして、数値に問題があると、専門の医師に相談することになります。
数値の低さだけを見て、薬を処方する日本とは異なるのがイタリア流。
まず、部分ごとの骨密度を計り、「あなたは股関節の骨密度が低めです」「背骨が他よりも脆い可能性があります」などと伝えられ、その部分の筋力強化のためにジムに通うことを勧められます。
さらに、毎日どのくらいの量のカルシウムが流出しているのかを調べる検査を受けます。
これは、24時間分の尿を貯めて、排出されるカルシウム量を計ります。
この検査で問題がなくても、血液検査でコレステロールが高かったりすると、ビタミンDを含む食材の摂取量に気を付ける必要があります。
そのため、今度は内分泌科にかかり、ドップラー超音波の検査を受けます。動脈と静脈の血の流れが問題ないとわかった時点で、食餌療法の計画が立てられます。
薬の処方は、数値がかなり悪かったり、併発する病気の状態によってやむを得ない場合だけです。
私の場合は、ビタミンDとカルシウムのサプリを勧められただけでした。
骨粗鬆症気味とわかると勧められる食材、それはチーズ。とにかく乳製品を摂取しろと言われます。
さらに「海に行って太陽を浴びなさい」と繰り返し推奨されます。
いかにもイタリア、と思いながらも、やたらに薬を処方されるよりはいいかもしれないと思っています。
