ジョージ・ラッセルは、昨年までメルセデスに在籍していたルイス・ハミルトンに敬意を表し、シンガポールGPを制した後に同じポーズで撮影に挑んだ。
ラッセルは2025年のシンガポールGPで、ポールポジションからスタートしてそのまま逃げ切り。今季2勝目、通算5勝目を挙げた。
メルセデスにとってのシンガポールGPでの勝利は、2018年以来のことである。この2018年、レースを制したハミルトンは、コース上にあぐらをかいて座り、その横に優勝トロフィーを置いた。ラッセルは今回の勝利の後、この時のハミルトンと同じポーズを再現。違うのは、ラッセルがしっかりとレーシングスーツを着ているのに対し、ハミルトンは上半身をはだけ、Tシャツに着替えていたことだろうか。写真の向きも、ラッセルは最終コーナーを背に、ハミルトンは1コーナーを背にと、逆になっている。
ラッセルはなぜこの写真を撮ったのか? その理由が、彼のSNSで説明されている。
「2018年、僕は既にメルセデスの一員だった。その時ルイスが信じられないような形でポールポジションを獲得し、そして優勝するのを目撃したんだ」
ラッセルは自身のSNSにそう綴った。
「彼がレース後に、コース上で本当に格好いい写真を撮っていたのを覚えている。そしていつか自分も、F1に参戦することを夢見ていたんだ」
ラッセルは当時、メルセデスのジュニアドライバーとして、F1チームのリザーブドライバーを務めながらFIA F2に参戦するという身であった。そしてシンガポールGPの後にチャンピオンに輝き、F1へのチャンスを掴んだ。そして2019年、ウイリアムズからF1デビューを果たすのである。
ラッセルはさらにこう続けた。
「あれから7年経った今、シンガポールで勝利を収め、チームと共にこの成功を祝うことができて、とても特別な瞬間だ」
素敵な、そして微笑ましいエピソードで彩られた1枚の写真である。

