
スライムに転生した主人公が、仲間たちと種族問わず楽しく暮らせる国作りを目指す異世界ファンタジー「転生したらスライムだった件 第4期」(毎週金曜夜11:00-11:30ほか、日本テレビ系ほか/ABEMA・ディズニープラス・Huluほかで配信)。4月10日に放送された第74話「進化する迷宮」は、順調に稼働し始めた地下迷宮(ダンジョン)に思わぬトラブルが発生し、リムルたちが新たな遊びに興じる様子が描かれた。(以下、ネタバレを含みます)
■軌道に乗る迷宮運営とルールの穴を突く刺客

マサユキ(CV:松岡禎丞)のユニークスキル「英雄覇道(エラバレシモノ)」の効果もあり、地下迷宮のテコ入れは大成功。マサユキ本人は何もしなくても勝手に攻略が進み、あっという間に30階層をクリアしてしまう。テンペストでの名声も絶大となり、迷宮の宣伝効果は抜群だ。作戦本部室では、リムル(CV:岡咲美保)、ラミリス(CV:春野杏)、ヴェルドラ(CV:前野智昭)、ミョルマイル(CV:青山穣)といった運営陣が集まり、順調な運営にホクホク顔。とくにリムルとミョルマイルはお決まりの悪代官のような笑い声をあげていて、思わずこちらも笑みがこぼれてしまう。
その一方で問題の種も。なんと、ルールの穴を突いた反則ギリギリの物量攻撃で、30階層を突破しようとするチームが現れたという。すっかりゲームの運営者視点での展開に、「ダンジョン運営だけで十分作品としてやっていける気がする」「ルールの穴を突いて攻略するチーム出現で面白くなってきた」と、特有の切り口を楽しむ声が上がった。また、「リムルファミリーを見てると安心感しかない」「転スラは本編と日常ストーリーのバランスが絶妙」といった、キャラクターたちの日常のやり取りに癒やされるファンも多かった。
■ヒナタの無双と最強キャラたちのアバター転生

そしてさらに問題は続く。60階層以降のボスモンスターたちが機能不全に陥っていたのだ。原因はヒナタ(CV:沼倉愛美)。彼女は過去に単身で90階層まで一気に攻略し、最終的にヴェルドラと戦っていたことが判明する。さっそく対策に乗り出したリムルは、60階層ボスのアダルマン(CV:杉田智和)に対して新たな力を授ける。力を得てさらに暑苦しさが増したアダルマンのテンションの高さが、迷宮のドタバタ劇に拍車をかけていく。
さらにリムルは、新開発した「擬似魂(ギジコン)」と「マスターコア」を使い、「仮魔体(アバター)」を作り出すことを提案。自らが望む魔物のアバターに魂を憑依させて動かすという、まさにゲームそのもののシステムだ。リムルはゴースト、ミリム(CV:日高里菜)はスライム、ラミリスは動く重鎧、そしてヴェルドラは骸骨剣士へと姿を変え、意気揚々とダンジョンへ出撃する。現実世界では最強クラスの実力を誇る4人だが、3階層に降り立った直後、初心者プレイヤーにあっさりとボコボコにされてしまう。この展開には視聴者も大盛り上がりで、「アバター転生で反撃?」「ヴェルドラのスケルトン姿が既視感ありまくりで楽しい」「スケルトン姿にニヤリ」と、某骸骨騎士を彷彿とさせるヴェルドラの姿や、迷宮ならではのコミカルな展開に多くのコメントが寄せられていた。

「進化する迷宮」のタイトル通り、次々と新たな問題が発生し、それに対応していく過程が面白い第74話。特訓を誓ったリムルたちは、ルールの穴を突く攻略チームにどう立ち向かっていくのか。彼らの反撃を楽しみに待とう!
◆文/岡本大介


