
テルミニ駅近くにあるローマ国立博物館。
神祇官としてのアウグストゥス帝の彫刻や、円盤を投げる若い男性の彫像など、有名な古代の作品がずらりと並ぶ博物館です。
訪問者の多くは気がつかないのですが、この博物館には地下にも展示室があります。
その一角にあるのが、イタリア王ヴィットリオ・エマヌエレ3世のコインコレクション。
古代ローマ時代のコインのコレクションは、世界でも有数の規模といわれています。
平日に訪れると、コインコーナーを鑑賞する人はごくまれ。1枚ずつゆっくりと見ていくと、直径2センチ弱のコインに施された精巧なレリーフにびっくりさせられます。
コイン鋳造に関連するステンドグラフのレプリカなどもあり、古代から現代にいたるコインの変遷をじっくりと見ることができるのは、歴史好きならずとも興奮します。
1階から3階にある古代の遺物と合わせて見ると、当時の技術の高さを実感。古代ローマの偉大さに傾倒したイタリア王がコインをコレクションしていたことにも、納得できます。

