
任天堂の人気ゲーム「スーパーマリオ」の世界を映画化した第2弾となる本作。前作に引き続きイルミネーションのクリス・メレダンドリと任天堂の宮本茂が共同で製作し、アーロン・ホーヴァスとマイケル・ジェレニックが監督、マシュー・フォーゲルが脚本、ブライアン・タイラーが音楽を担当する。

前作が大ヒットを記録した際の周囲からの反響について尋ねられると、宮野は「自分自身がマリオになれたことが誇らしかったのですが、周りの方も喜んでくれて一緒に大ヒットを楽しむことができた。幸せな気持ちでいっぱいでした」としみじみ。

本作から新たに出演を果たしは坂本と山下は、世界的ヒット作への参加が決まった際の心境について明かした。山下は「前作は映画館で観させていただいたんですが、その時に『マリオを観ながら食べるポップコーンは極上だな』と思っていました。今回まさか携われると思っていなかったので、とにかくうれしかったです」と喜びをにじませ、坂本は「誠心誠意、演じさせていただきました」と収録を振り返った。

アンバサダーを務める西野は、「前作もアンバサダーをさせていただいて、まさか今回もお声がけいただけると思っていなかったので、うれしさ2倍。ワンアップキノコをもらったような気持ちで盛り上げていけたら」と奮起。HIKAKINは「YouTubeをやっていくなかで、マリオがターニングポイント。ビートボックスを披露したことで、見ていただけるようになった」と特別な縁を告白した。本作からアンバサダーに就任したチョコレートプラネットは、2人で喜び爆発。長田は「いつかマリオに携われる仕事ができたらいいなと思っていたら、今回このようなお話をいただきまして、松尾と一緒にめちゃくちゃ喜びました」と興奮しきりだった。

またアンバサダーを代表して、西野が「声のお芝居をするなかで意識したことや、どうやってキャラクターを作っていったのか教えてください」とキャスト陣に質問を投げかる場面もあった。宮野は「前作は、マリオの成長ストーリー。青年のリアルな心情から始まり、そこからヒーローになっていくというものだったんですが、本作は頼もしくなったマリオから始まります。いろいろなキャラクターとの関係性も成長しているんですが、特にピーチ姫とのシーンに注目してほしいです」とアピール。志田は「かわいいだけでない、強くてかっこいいピーチ姫になれるよう頑張りました」と意気込みを明かし、畠中は「お兄さんへの気持ちを大切に。愛をもって描けるように意識しました」と兄への気持ちがポイントになったという。

三宅は「王としての強さ、やんちゃな感じも意識していました。本作に関しては(親として)トーンの違うクッパも。彼(山下)と一緒にクッパを作っていきました」と役作りを回顧。関は「本作には(かわいいといった面での)ライバルであるヨッシーが出てきたので、さらに“かわいい”を意識しました」と笑顔を見せ、山下は「ところどころに感じるカリスマ性や自信満々なところもありつつ、無邪気さを前面に出せたらと思っていました。“対マリオ”と“対お父さん”の違いも見ていただきたいです」とキャラクターに愛情を傾けた。坂本は「母性的な存在という部分と、どんな場面でも心が折れない気持ちを全編通して持ち続けながら演じました」と役作りについて語った。

そして“マリオの生みの親”である宮本は、会場にサプライズで登場。大きな拍手を浴びた。世界的ヒットを果たすなか、ついに日本公開を迎える心境について、宮本は「まだまだこれからなんですが、すごいプレッシャーです。すごいメンバーに揃ってもらった。追い打ちをかけられるように、皆さんと一緒に頑張ります!」と力強く宣言。「1作目は自己紹介のような形ですが、今回はキャラクターが定着してきています。それぞれのキャラクターをどのように広げていけるかという点が、すごく楽しみでした」と世界観のさらなる広がりに自信をのぞかせた。

クリス・メレダンドリから「今年は“スーパーマリオブラザーズ40周年”の記念すべき節目。いま本作を分かち合えることに、特別な意味を感じます」とビデオメッセーが到着するなど、盛りだくさんの内容で賑わいを見せたこの日のイベント。宮野は、「この映画には夢が詰まっています。スーパーマリオは世界中の人に、全世代の人に愛されているなと思いました。その要素が、映画のなかにたくさん組み込まれています。それは制作陣の愛でもあると思っています。ぜひ皆さん、我々と一緒に冒険しましょう!」と呼びかけ、宮本は「あっという間の109分です。色んなキャラクターが出てきます。数えられないくらいです。楽しんでください!」とメッセージを送った。最後には宮野の「今年のゴールデンウィークは『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』に!」の呼びかけに続いて、会場全員で「レッツ・ア・ゴー!」と発声し、熱気に包まれたイベントは幕を閉じた。
文/成田おり枝
