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7カ月ぶりに戦線復帰の新星ボワソン、想定外の長期離脱は「医療面での幾つかのミスによる」と明かす<SMASH>

7カ月ぶりに戦線復帰の新星ボワソン、想定外の長期離脱は「医療面での幾つかのミスによる」と明かす<SMASH>

脚と腕のケガを理由に昨年末から戦列を離れていたフランス女子テニス界の期待の新鋭ロイス・ボワソン(22歳/現世界ランキング46位)が、現在開催中のツアー大会「ムチュア・マドリード・オープン」(4月21日~5月3日/スペイン・マドリード/クレーコート/WTA1000)で待望の実戦復帰を果たした。現地21日に行なわれた1回戦でペイトン・スターンズ(同43位)に1-6、3-6と完敗し、復帰戦を白星では飾れなかったものの、再起へ向けた大きな一歩を踏み出した。

 ボワソンの名が世界に知れ渡ったのは、本戦ワイルドカード(主催者推薦)で四大大会本戦初出場を果たした昨年5月の「全仏オープン」(クレー)でのことだった。

 1回戦で元12位の実力者エリーズ・メルテンス(ベルギー/大会時24位)を破ると、2回戦でアンヘリナ・カリニナ(ウクライナ/同113位)、3回戦で同胞のエルサ・ジャケモ(同138位)に勝利。4回戦では3位のジェシカ・ペグラ(アメリカ)、準々決勝では6位のミラ・アンドレーワ(ロシア)から金星を獲得し、WC選手では大会史上初となるベスト4進出を果たした。

 勢いそのままに7月の「MSCハンブルク女子オープン」(ドイツ/クレー/WTA250)ではツアー初優勝を達成。そのままさらなる上昇気流に乗っていくかと思われたボワソンだったが、9月末の「中国オープン」(ハード/WTA1000)で悲劇に見舞われる。大腿四頭筋(太もも前側の筋肉)を痛め、エマ・ナバーロ(アメリカ/大会時28位)との3回戦を第2セット途中で棄権。以降はツアー離脱を余儀なくされ、懸命なリハビリを経て、今大会で約7カ月ぶりのカムバックを遂げた。
  ボワソン自身は、復帰にここまで時間を要するとは想定していなかったという。ではなぜ、当初の見込みを大きく上回る長期離脱となったのか。その背景に、「医療面での幾つかのミスによる回復見通しのズレ」があったと明かしている。マドリード初戦前のインタビューで次のように語った。

「医師から新たに提示される回復期間が、ことごとく実際の回復状況とかけ離れていた。その結果、ネット上で『復帰時期を誤っている』とか『予定より早く練習に戻った』といった誤ったコメントを書き込まれたりもした。でも実際には、その段階で無理を押して試合に出ていたら、最後まで戦い切れなかったと思う」

 それでも無事復帰できたことには、大きな喜びを感じている様子だ。

「ここにいるということは、身体の状態が良くなったということでもある。ここ数カ月はとてもタフで、メンタル面でもうまく対処できず、テニスを始めて以来最も難しい時期を過ごした。それでもその過程で多くのことを学べたし、将来にも役立つと確信している。私自身はこのスポーツでまだまだやれると思っているし、より強くなって戻ってこられたこと、そして全てを前向きに立て直せたことをうれしく思う」

 ボワソンの復帰ロードはまだ始まったばかり。22歳の今後の歩みに注目したい。

文●中村光佑

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配信元: THE DIGEST

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