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「親の介護=お世話」は勘違い? 子が担うべき真の役割は「司令塔」となって役所やプロを上手に活用しながら共倒れを防ぐこと

「親の介護=お世話」は勘違い? 子が担うべき真の役割は「司令塔」となって役所やプロを上手に活用しながら共倒れを防ぐこと

先延ばしにするのではなく、ちゃんと助けを求めること

経済的にはとても困っているものの、持ち家があって、生活保護を受給できないという場合もあります。

その場合であっても、「リバースモーゲージ(自宅を担保にして生活資金を借りること)」などの民間の制度を利用して、とりあえずのまとまった現金を手にすることもできたりします。

お役所に行って生活保護の申請をしたり、経済的な知識を得るためのサポートをしてもらってください。

たとえ関係のよくない親の「経済的な困窮」という大きな問題があったとしても、なすすべがないわけではありません。

必ず「助けてほしい」「教えてほしい」ということを、お役所や地域包括支援センターなどで伝えてほしいと思います。

毒親を在宅で見送った緩和ケア医が伝える 関係のよくない親を看取るということ

岡山容子『毒親を在宅で見送った緩和ケア医が伝える 関係のよくない親を看取るということ』2026/2/201,870円(税込)232ページISBN: 978-4799332498

関係のよくない親の介護や看取りが不安なあなたへ。
毒親だった母を在宅で見送った医師による体験談と看取りの知識&心得がわかる本

40代から60代にかけて直面する、親の老いと死。
親との関係がよくても不安になる人も多いのに、関係のよくない親なら、なおさら不安や怖い気持ちになるのも当然です。

・親との関係がずっと悪く、できることなら関わりたくない
・親が苦手で、なんとなく実家とは距離をとっている
・「毒親」とまでは言えないが、付き合いづらい親だ
・親がしょっちゅう人間関係やお金のトラブルを起こす
・親の価値観を、今でも押し付けてきて嫌な思いをする

著者は、京都で訪問診療・緩和ケアに携わる医師であり、真宗大谷派で得度した僧侶でもある岡山容子氏。

数多くの看取りに立ち会ってきた専門家でありながら、自身もかつて「毒親」だった実の母を、長年の葛藤の末に看取った経験をもっています。

(本文より一部抜粋)

親が死んでしまったあとも、あなたの人生は続きます。
そのときに、苦しんでしまったり、大きな後悔が襲ったりすることが少ないよう、できたらお別れはしたほうがいいとおすすめしています。

ただ、そのためにあなたが親との関係で最後の最後までつらい思いをするのならば……捨ててもいい、とも思っています。

親子の形はそれぞれ、見送り方もそれぞれです。
正解などはないのです。
そして「あなたはどうするのか」ということです。

それを、みなさんそれぞれに考えるヒントにしてもらうために、本書を書きました。

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