
「老後は自分の歯で食事をしたい」
「入れ歯は避けたい」
こんな風に、思っていませんか?
実は老後に歯を残せるかどうかは、毎日の歯磨きや生活習慣が大きく関係しています。
歯を失う原因の多くは歯周病で、歯ぐきやあごの骨に炎症が起こる病気です。
はじめは、歯ぐきが赤くなったり血が出たりするだけですが、進むと歯をささえている骨が少しずつ溶けてしまいます。
骨が減ると、歯がぐらぐらしてきます。
歯をしっかり支えられなくなり、抜かなければならなくなります。
〇正しい歯磨き
歯ブラシは毛先が細く、ヘッドが小さめのタイプが良いでしょう。
歯周ポケットを磨きやすいのが、メリットです。
正しい磨き方は、歯の表面だけでなく、歯と歯ぐきのさかい目に歯ブラシを当てるのがポイント。
45度の角度で、軽く小刻みに動かすのがコツです。
歯間ブラシを使うと、歯の間に汚れも除去できます。
毛先が当たっているかを意識して、やさしく磨きましょう。
磨き残しを防ぐために、歯を磨く順番を決めておきます。
奥歯は磨きにくいので、鏡を使用しても良いでしょう。
〇生活習慣を整えて歯を強くする
歯の健康は、生活習慣と深い関係があります。
お菓子やジュースが大好きな人は、虫歯や歯周病になりやすいでしょう。
歯や骨を強くするには、よくかむことが大事です。
カルシウムやビタミンDは、歯や骨を強くする働きがあります。
また、よくかむことで唾液が出て、口の中を清潔に保てます。
・カルシウムを多く含む食品
牛乳・ヨーグルト・小魚
・ビタミンDを多く含む食品
きのこ類
睡眠不足になると、炎症が治りにくくなります。
なぜなら、寝ている間は免疫力を回復するからです。
そして、口呼吸になると唾液が減って菌が増えます。
寝る前に舌を上にして、鼻呼吸の練習をしましょう。
〇定期的な歯科検診
虫歯になってから歯医者に行くのでは、老後に歯を残すのは難しいです。
歯周病は自覚症状が少ないため、3か月に1度は歯科検診を受けることがおすすめです。
歯石を取り除いてもらうことで、歯周病の進行を防ぐことができます。

