どうすれば使ってもらえるのだろうか?
もちろん、課題は少なくはない。
最初のうちは、どうやって多くの人に知ってもらうか? どうやって企業やお店に登録してもらうかが課題だった。
折りしも2019年の秋でラグビーのワールドカップが開催されるタイミングだったので、「ワールドカップ観戦に来日する人は、水の補給に困るに違いない」と思って、ワールドカップで来日する人向けにSNS展開した。その予想は当たって多くのラグビーファンがシェアしてくれた。

水の補給は海外からの旅行者が困るポイントなので、海外の旅行サイトなどでも数多く紹介され、今ではインバウンドで来日する人の定番アプリとして紹介されることも多いという。
SNSで話題になることは多く、企業から協力の申し出も数多くあった。ドトールや、IKEA、ヒルトンホテルなどでも給水できるという。また、実際にはアプリを運用するためにはサーバー費用などさまざまなコストもかかるが、それらをサーポートしてくれる企業も現れた。
ランニングする人は水を必要とするということで、Nikeとのコラボも実現した。
「水をそのまま飲みたくない」という人のために、オーストリアのスタートアップ『Waterdrop』とのコラボも実現した。味を凝縮したタブレットで、水にいれると味をつけることができる。もちろん、自然由来の素材で砂糖を含まない。

リフィルする場所は公共の場所であれば各人が登録でき、お店であればお店自身が登録できる。来た人がリフィルしてもよいとお店が自ら申し出て登録することができる。また、浄水か普通の水道水か、冷水か温かいお湯も供給されるのかなども分かるようにしている。
登録スポットを増やすためにボランティアで協力してくれる人も現れたし、協力したり、スポンサードしてくれる企業も増えた。しかし、まだまだ課題は少なくない。
目指すは社会変革だ。
筆者が幼い頃は缶ゴミや吸い殻を道端に捨てる人がたくさんいたが、それは今や恥ずかしいことになり、日本ではそんなことをする人はほとんどいない。
いつかペットボトル飲料を飲むことが恥ずかしいことになるかもしれない。プラスチックゴミのない世の中へ社会を変えるために、mymizuの活動は続く。
まずは、アプリをiPhoneにダウンロードしてみよう。
mymizu
https://apps.apple.com/jp/app/mymizu/id1480535233mymizu/
(村上タクタ)