
【問題】
体の部位を表す漢字には難読なものが多いですが、この字もその一つです。毎日お世話になっている場所なのに、漢字一字で書かれると途端に読めなくなります。
★ ヒント
足の裏の後ろ側、靴を履くときに最後に入れる部分を指します。「踵を返す」という慣用句でも使われる体の一部です。「足」偏がついていることがヒントです。
【解説】

「踵」は「かかと」と読み、足の裏の後方部分を指す言葉です。「踵を返す(きびすをかえす)」という慣用表現では「きびす」とも読み、引き返すことを意味します。つまりこの漢字一字に「かかと」と「きびす」という二つの訓読みが存在するのです。「踵」の字は「足」偏に「重」の変形を組み合わせた形で、体重を支える足の重要な部分という意味が込められているとされます。音読みでは「しょう」と読み、「接踵(せっしょう)」は人が次々とやって来るさまを表します。日常生活で「かかと」という言葉は頻繁に使いますが、漢字で書ける人はかなり少数派です。靴選びや健康の話題で登場するこの言葉、漢字も覚えておくと一目置かれるかもしれません。
体に関する漢字はまだまだ難読なものがたくさんあります。次回も日常に潜む意外な難読漢字をお届けしますので、お見逃しなく!



